~マグネシウム不足の10の症状・まとめ~

マグネシウム不足の10の症状

まごめじゅん

これらの症状があれば、マグネシウム不足かも?

マグネシウム不足の症状をいったんまとめてみました。

これらの兆候があれば、マグネシウム不足を疑ってみては?というトップ10をまとめました。

① 頭痛、片頭痛

頭痛、特に筋緊張からくる片頭痛はマグネシウム不足かもしれません。

② 認知機能の低下、もの忘れ

脳におけるマグネシウムの重要さたるや、他のミネラルよりも重要度高。

マグネシウム不足では認知機能が低下、物忘れが増えます。

③ 不安、気分障害、うつ

うつっぽい症状があれば、まずマグネシウムを意識してみましょう。

④ 不整脈、心房細動、血圧の問題

細胞内外のカルシウムとマグネシウムのバランスが崩れると、不整脈や血圧の問題が生じやすくなります。

現代人の多くは「カル・マグ」バランスが悪いのです。

⑤ 足がつる、けいれん

マグネシウム不足の症状として、最も認知度が高いものが「脚がつる」

瞼がピクピクけいれんする、なんて症状も起こりやすくなる。

不随意性けいれんや痛みを伴うけいれん、これらはマグネシウム欠乏の初期の兆候と言われています。

⑥ 疼痛、慢性的な痛み

いわゆる「痛み」

なんだかよく分からないけど、背中のあたり、内臓からくるような謎の痛みが、マグネシウムを摂ったら解消しました。これは私個人の経験です。

疼痛、いわゆる”痛み”の原因というのは、原因不明です。

マグネシウムの体内貯蔵量が少ないと、神経系が興奮しやすくなります。

ちょっとした刺激に敏感になることで、脳が”痛み”を感じるのではないか?とのこと。

古い記事ですが、当時は脇腹にピリピリした痛みを感じていました。あっさり治って驚いた。

ちなみに、炎症からくる痛みにももちろんマグネシウム

⑦ 便秘

マグネシウムは、腸内に水分を引き寄せるので、便を柔らかくします。

腸の筋肉収縮を調節することも期待されます。

腸内で便の停滞時間が長く、便が固くなりがちな人は、まずはマグネシウム。

便秘薬を試すよりもずっと安全安心な手法。

⑧ 不眠症

マグネシウム不足では、自律神経のバランスが崩れやすく、興奮しやすくなる。

マグネシウムが脳内のGABAの生成に関与しており、リラックス効果があることは有名。

寝る前のマグネシウム、おすすめです。

⑨ 倦怠感、慢性的な疲労

マグネシウムはエネルギー代謝、特に糖質がエネルギーに変わるときに非常に重要なミネラルです。

エネルギー代謝が落ちれば、疲れやすくなります。

⑩ しびれ

しびれにはビタミンB12と言われていますが、実際のところビタミンB12(コバラミン)でしびれが解消したという症例をあまり聞いたことがないんですよねぇ。

個人的に、末梢神経障害はマグネシウムをサポートしたほうが効果があるのはないか?とにらんでいます。

実際に、ガン治療で生じた末梢神経障害にマグネシウムは有効という報告もあり。

癌治療によって誘発される末梢神経障害にマグネシウムは有効

Prevention and treatment of chemotherapy-induced peripheral neuropathy., Am J Health Syst Pharm. 2014 Jan 1;71(1):19-25.

マグネシウム不足を疑う症状

栄養療法には、ほとんどの人に対して良い効果を出す栄養素と、人を選ぶ栄養素があります。

マグネシウムは前者です。人を選ばず多くの人に対し良い実績を上げます。

ちょっとした不調は、まずはマグネシウム不足を疑ってみる価値ありです。

以下、マグネシウム不足と関係ありそうな症例10、どうぞご参考ください。

  1. 頭痛、片頭痛
  2. 認知機能の低下、もの忘れ
  3. 不安、気分障害、うつ
  4. 不整脈、心房細動、血圧の問題
  5. 足がつる、けいれん
  6. 疼痛、慢性的な痛み
  7. 便秘
  8. 不眠症
  9. 倦怠感、慢性的な疲労
  10. しびれ

    

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