爪が語る栄養状態

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見た目で分かる栄養状態

昔、村上龍のエッセイを読んだとき、

「他人の家にお邪魔すると職業柄つい本棚を見てしまう。並べてある本を眺めればその人が分かる」

というハナシが出てきて「お下劣な趣味」と思いました。

 

しかしふと気がつけば、私も同じように他人の言動や体つきでついつい栄養状態を推測してしまうというクセがあります。

村上龍以上のお下劣さですが、すみません、職業病なんです・・。

 

 

カウンセリングで得られる情報は血液検査の結果や毛髪ミネラルなどのバイオデータだけではありません。

その人の姿勢で筋肉の状態が分かるし、話し方で自律神経の状態が推測できます。

 

副腎疲労がきついのに自覚症状のない方は、総じて早口です。

アドレナリンで交感神経が刺激されているせいですね。

 

対面でカウンセリンする際、その方の見た目や話し方は大切な情報源です。

口元はかなり精度の良い情報源で、胃腸関係に慢性炎症があるかどうかが分かるとこちら★で書いた通り。

 

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なぜ見た目で栄養状態が分かるのか?

栄養状態は見た目に現れる

それはなぜか。

人間の身体は、生命体としての存続に重要な部分から栄養を割り当てるようにできているからです。

これは三石先生の「カスケード理論」★

脳や心臓など、生命体として重要な部分だが、肌や髪などは多少傷ついても命の存続には支障がないので、栄養充足が後回しにされるという栄養療法の基本のキです。

従って、爪や髪、肌を診れば栄養状態の充足具合が推測可能なわけ。

 

爪や髪は細胞分裂の激しい部分です。

抗がん治療をすると真っ先に影響を受けるのは周知のとおり。

 

先日、テレビをぼんやり見ていてiPhone芸人のかじがやさんが出ていました。

iPhoneを触るときにいちいち指先がアップになるので、ついついジーっと観察してしまって番組に集中できない。笑

加齢による縦すじがやや見られるものの、しっかりとした良い爪でした。

程よいピンクで瘀血もない。妙な横筋もありません。

 

かじがやさんは芸人ですが、税理士資格も持ち、iPhone芸人、家電芸人としても有名。

もともと地頭が良いというものあるのでしょうが、

ATPも豊富で副腎疲労がなく、集中力もあるから理解力もあるのでしょう。

体格や爪など見た目から判断するに、聡明さと健康であることが一致している例だと思います。

 

以前、抗がん治療経験した方にその時にできたという爪の横線を見せてもらったことがあります。

強いストレスがあると、その時の爪の細胞分裂に何かが起こるのか、爪に横線、横溝が入ります。

本人が何のストレスだったか意識がない場合、アドレナリンでカバーしているだけなので副腎疲労初期であることが推測されます。

その場合はビタミンB群の消耗が激しいので、低血糖があって甘いもの中毒だったりします。

 

白い星が入る、これは典型的なミネラル代謝障害

タンパク質、亜鉛などの代謝障害を推測します。

細胞分裂のスピードに栄養が追いついてない。

ケラチンが爪になる際、空気が入ってしまって白い点々になるんですね。

成長期のお子さんは骨の分化に亜鉛が大量消耗されますので、爪にこういった白い点々がよく見られますね。

 

鉄欠乏があると爪が平たんになります。

いわゆるスプーンネイルです。

 

私の経験則ですが、MCV(赤血球の大きさ★)の大きい方は、なぜか爪が小さく弱い方が多いです。

爪の根本の皮膚の部分は毛細血管が急カーブする部分です。

MCVが大きくなると毛細血管の血流が悪くなります。

 

酸素が十分に届かないため、ケラチン産生のためのATPが不足するのでしょうか。

多くの場合、冷えがあり指先が冷たいことが多いです。

 

女性はネイルケアをすることが多いので、色や凹凸は分からなくなります。

しかし、ネイルケアをしていれば、それはそれで情報源となります。

例えば、血液データをみればあちこち不具合があるにも拘わらず、スキのない完璧なネイルが施されていれば、

かなり完璧主義で低メチレーションでしょうから解毒もどこかでこけてて、アドレナリン優位の副腎疲労末期かもしれません。

高確率でコーヒー、カフェイン中毒だったりします。

 

ここまでくると、もはや栄養カウンセラーというより探偵なのですが、

その人がどの程度の疲労具合を抱えているのか、見た目はたいへん良い情報源となり

血液データと照らし合わせると色々なことが見えてきます。

 

爪や髪は特に栄養状態が反映される部分です。

臨床分子栄養学実践講座の第10期が始まりましたが、ネイリストや美容師の方が増えてくれば良いのになあと思います。

 

例えば、美容院に行って「髪が乾燥する、薄くなってきた」という相談をすると

「このトリートメントはどうでしょう?」とは言われますが「栄養不足ですね」とは言われません。

 

ネイリストに「爪が割れやすいです」と相談すると「じゃあ保湿を」となる。

そうじゃなくて「貧血では?亜鉛と鉄はこれは良いですよ」とアドバイスするネイリストがいたら素敵じゃないでしょうか?

とは言うものの、そういった方々はお休みが平日の方がほとんどなので、勉強会には出れませんから仕方ないですね。

 

話が飛びました。

「爪」は栄養状態を表す情報源です。

血液データと合わせて観察対象にしてみてください。

 

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