胆汁酸分泌不全の兆候
まごめじゅん
胆汁酸がうまく分泌できていない症状の方が多いようです。
分子栄養学実践講座の講義で、胆汁酸分泌不全を疑う初期の症状についてのお話がありました。
胆汁酸分泌不全の兆候は、以下。
脂肪肝、低血糖症、SIBO、肥満などの原因に
これ以外にも、例えば、低血糖症、脂肪肝、SIBO、肥満などなど
あらゆる症状に胆汁酸分泌不全が関係しております。
LDLコレステロールの8割以上が胆汁酸に変換されます。
胆汁が回せないと、肝臓で胆汁になりそこなったLDLコレステロールが肝臓に溜まり、脂肪肝へ。
脂肪肝があれば、夜間低血糖へ。そして睡眠の質が低下。
睡眠の質が低下すれば、朝ごはんが食べられないので食事の回数が減る。
ますます腸が蠕動運動を起こす機会が減少し、胆汁分泌が低下。以下ループ。
胆汁は消化管で殺菌の効果もあります。
胆汁分泌不全だと、腸内細菌叢の乱れ、ディスバイオーシス。そしてSIBOへ。
胆汁は褐色脂肪細胞を増やし、エネルギー代謝を上げます。
胆汁酸分泌不全だと太るんです。
胆汁酸分泌を改善するには?
胆汁分泌を円滑にするには、
- 規則正しい食事(食事を抜くと胆汁がうっ滞する)
- 運動(腸の蠕動運動にプラス)
- リラックス(胆汁を分泌する括約筋は副交感神経支配)
- 水溶性食物繊維(特に舞茸のβグルカン)
- タウリン(帆立、タコ、イカなどの食品)
リモートワークが胆汁酸分泌に悪影響?
コロナの影響でリモートワークが定着しました。
通勤のストレスからは解法されたけど、運動不足になって、食事も抜きがち。
実はこのライフスタイル、胆汁酸分泌には最悪なのです。ご注意ください。
胆汁酸については以下の記事もご参考ください。