脂肪肝だと、SIBOになる確率は3.8倍にアップ

非アルコール性脂肪肝とSIBOは関係あり

脂肪肝とSIBOの関係を調査したメタ解析が出てたので記録です。

Small intestinal bacterial overgrowth and nonalcoholic fatty liver disease: a systematic review and meta-analysis., Eur J Gastroenterol Hepatol. 2020 May;32(5):601-608.

非アルコール性脂肪肝だとSIBOになる確率が大幅アップ(約3.8倍になる)!」(10個の論文のまとめ、合計対象者数は1,093人)

例えば、、

肥満対策として胃の切除手術を受けた患者は、SIBOと脂肪肝を発症する確率が高い。抗生物質によるSIBOの治療後、脂肪肝も改善した。

脂肪肝(NAFLD)がない場合、SIBOの発症率は20%だが、脂肪肝(NAFLD)がある場合、SIBOの発症率は50%

脂肪肝(NASH)の患者は、そうでない患者に比べてバクテロイデス(痩せ菌)の割合が減少して、ファーミキューテス菌(デブ菌)が有意に増加しており、腸内細菌叢の乱れ(ディスバイオーシス)が確認される。

脂肪肝だとSIBOが起こる理由

なぜ、脂肪肝だとSIBOの確率が上がるのか?理由は主に以下2つ。

腸の蠕動運動の低下によって、肝臓で胆汁合成速度が低下する。
⇒余剰となったコレステロールが肝臓細胞内に停滞する。 
⇒脂肪肝へ!
SIBO、ディスバイオーシスにより腸の透過性がアップ(リーキーガット)
⇒腸内に留まるべき細菌や毒素(エンドトキシン)が体内へ移動する。
⇒炎症性サイトカインが増加、肝臓が炎症。 
⇒脂肪肝へ!

非アルコール性脂肪肝かどうかの見分け方

非アルコール性脂肪肝のことを、英語で Non-Alcoholic Fatty Liver Disease と言います。略して「NAFLD」、読みは「ナッフルディー」です。

お酒を飲まない脂肪肝、けっこう多いんですよ。30代、40代以上になると、だいたい四人に一人はASTとALTの逆転が起こっています。

ご自身が脂肪肝かどうかは、健康診断のデータで簡単に見分けることが出来ます。ぜひ確認してみてください。見分け方は以下の記事をチェック↓

脂肪肝、SIBO、低血糖症の3つはセットになりやすい

非アルコール性脂肪肝、腸内細菌叢の乱れ、SIBO、この3つは副腎疲労のセットメニューです。

非アルコール性脂肪肝があれば、肝臓にグリコーゲン溜められず、切り出せず、糖新生も起こらず、ケトン体も出来ず。エネルギー代謝が低下して低血糖が起こります。

低血糖症の方は腸内環境が悪く、ディスバイオーシス(腸内細菌叢の乱れ)があるのはテンプレなんです。

SIBOの症状ですが、腹部膨満感が一番分かりやすい。副腎疲労のある方は「食後にお腹が張る」とみなさんおっしゃいます。

今回の情報は、特段目新しさは無いのですが、改めてメタ解析で念を押されると「だよねー」という感じでした。

  

脂肪肝と低血糖症の関係は、以下をご参考ください。

💡非アルコール性脂肪肝が、寝違い、歯ぎしり、寝汗などの原因に

💡サプリメントの摂りすぎでも肝臓が炎症

💡食後高脂血症があると脂肪肝リスクアップ

💡非アルコール性脂肪肝を改善する3ステップ

   

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