お酒のあとにラーメンが食べたくなる理由【アルコールと血糖値の関係】

お酒と血糖値の関係

リブレ日記です。
昨年の6月7日、皇居勤労奉仕の最終日。
打ち上げと称して夫と焼き肉へ。

 

日本酒で乾杯
(ちなみに、私がビールではなく
熱燗からスタートするのは本気モード)

食べる前、空腹時血糖値は94

 

肉、焼き肉で一番ハラミが好き。
ハラミだけでも満足できる。

 

このお店(押上すみや)のホルモンは美味しい。

 

コムタンスープ。これも必ず頼む。美味。

 

〆は冷麺。キムチを追加で乗せる。
お酢も多めに追加します。
ちょっと酸っぱい感じにするのが好み。

 

さて、かなり食べました。
血糖値は??
83!
これだけ食べてもなんと低下。

 

熱燗2合目です。
血糖値は79、さらに低下。

80を切るのはかなり低血糖。
イライラしたりやダルさが出る血糖値です。
お酒飲んでるのでアドレナリン全開で全く症状なし。

ちなみに、、
昼間ランチ時の血糖値が、220くらいまで
上昇していますが、コンビニのお弁当を食べたこの時の記録のせいです

 

すでにお腹も満たされ、気分もイケイケですが、
血糖値、全然上がりません!!

 

自宅へ帰宅。ソファーでゴロン。
おもむろに血糖値チェックしましたが、96
おなか一杯なのに全然上昇しませんでした。

飲酒後にラーメンが美味しい理由

お酒を飲むと血糖値が上がらないのです。

正確には、血糖値が上昇するのに
かなりタイムラグが発生します。

食べたものは、胃から小腸を介して門脈を通り、
いったん肝臓へ入って
そこから全身の血流にのるのですが、

お酒を飲むと、肝臓が真っ先に
アルコールを処理します。

アルコールの処理は肝臓にとって
プライオリティが超高いのです。

そのため、ぶどう糖は後回しになるので、
全身の血流に糖が回るのに
かなり時間がかかるのです。

 

飲み会のあと、ラーメンなど
糖分の高いものが食べたくなるのは、
身体が血糖値をすぐに上げるものを求めるためです。

普段は禁煙しているけど、
飲み会ではタバコが美味しいという方がいます。
タバコも血糖値を上げるからでしょう。

飲み会のあとは
コーヒーが美味しいという方もいました。
カフェインは交感神経優位にするから
身体が糖不足になると欲します。当然ですね。

身体の細胞が
「糖をくれー!」
「糖をくれー!」
と大騒ぎを始めるのが、
飲み会スタートから3、4時間後の身体の状態なのです。

この欲求は細胞レベルなので、
理性で我慢できません。

デブろうが、お肌に悪かろうが、
暴走した欲求は誰にも止められない。

普段は決して足を踏み入れることのない
小汚いラーメン屋で麵をすするのが
異様に美味しく感じるわけですな。

 

あと、アルコールは細胞の糖の入り口
GLUT(グルコースチャンネル)を干渉します。

お酒を飲むと、細胞は
エネルギー切れを起こすリスクが高くなります。

飲み会のあとで電車の中で寝てしまって
気がついたら東京の果てまで行ってしまう、

そういう人はアルコールによる低血糖、
もしくは細胞のエネルギー切れですね。

ちなみに、、
低血糖でアルコールが欲しくなる人がいます。

実際の血糖値を上げるというより、
アドレナリンが欲しいのでしょうね。
タバコ、カフェインと同じ原理です。

よって(当然ですが)副腎疲労にも
アルコールはおすすめできません。

 

お酒は美味しいです。認めます。

しかし、血糖値コントロールは
はっきり言ってめちゃめちゃになりやすい。

というわけで、お酒はほどほどにしましょう。
(糞つまんない結論でスミマセン)

 

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