【甲状腺機能低下症】分子栄養学的に甲状腺ホルモンのデータを解析してみる

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甲状腺ホルモンについて

甲状腺機能低下についていろいろ調べているので、備忘録メモです。

 

TSHとは脳下垂体の前葉から分泌される「甲状腺刺激ホルモン」のこと。

甲状腺ホルモンの分泌量をコントロールしている、いわば指令役です。

実際に身体で働くホルモンが、FT3、FT4

それぞれ「トリヨードサイロニン(T3)」、「サイロキシン(T4)」が本名ですが、通称FT3、FT4

 

FT4、FT3は、TSH(下垂体)の命令によって働きます。

TSH(下垂体)が社長、社員がFT4、FT3の甲状腺ホルモンという関係です。

 

社長(TSH)は自身をコントロールする為に、視床下部と連携を取って働きを抑制しています。

このあたりがちょっと複雑なんですが、視床下部と下垂体は、いわゆる経営陣と監査役みたいなもので微妙な均衡の関係みたいです。

分子栄養学的に甲状腺機能のデータを解析

さて、分子栄養学的なデータの読み込みをしてみます。

これも他の生検データと同じく、一般的な基準値とは違います。

まずは基準となるデータの目安(健康値)をざっくり覚えます。

TSH  1.0
FT3  3
FT4  1.5

 

一般的な基準値ですが、検査会社によっていろいろあるけれど以下みたいな感じです、かなり数値の開きがありますね。

TSH 0.44 ~ 4.95
T3  2.5 ~ 5.0
T4  0.8 ~ 1.7

 

一般的な検査ではTSHが、5以上に跳ね上がってないと甲状腺機能低下とはみなされません。

しかし、分子栄養学的には、TSH 2.0以上で、そのデータの意味を考えます。ここがポイント。

潜在的な甲状腺機能低下レベルでも、症状に関連してくることが多いためです。

 

TSH 2.0以上ということは、社長が通常の2倍以上怒らないと、部下が働かなくなっちゃってるわけです。

部下の営業成績が悪くなっているその理由は何?って考える必要があるわけです。

 

例えば、、

受容体(細胞膜)側が弱ってるのか(インスリン抵抗性ならぬ、甲状腺ホルモン抵抗性みたいな感じ)とか、

FT4からFT3への変換が下手なんじゃないか、とか。

 

部下が働かないのに、社長も元気がなくてTSHが上がらない、なんていうケースもあります。

TSHが下がるのは甲状腺機能亢進ですが、そうじゃなくて機能低下なのに上げる力がない。

この場合は監査役(視床下部)もなにやら問題あるんじゃないの?となりますので、問題が複雑化します。

 

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どういったケースで甲状腺機能低下を疑うか

サプリメントが効かない場合、効かない理由を考えなければなりません。

一番多いパターンは消化・吸収がうまくいってないことです。

これについては当ブログで頻繁に取り上げているので割愛。

 

二番目に多いパターンが、甲状腺機能低下がある場合です。

甲状腺ホルモンが健全に働けていない、つまり代謝がうまくいってませんから、サプリメントの効きも今一つとなります。

 

甲状腺機能低下を疑う場合の判断方法はかなりセンシティブです。

何か怪しいなと思うと、背後に甲状腺機能低下があることが多い。

具体的に言うと、血液データを全体像を診て、

低たんぱく状態であるにも関わらず、微妙にLDLコレステロール値が健康値であったり、

筋肉がない身体なのにクレアチニンやCKが微妙に健康値だったりする場合です。

そういった場合に実際に検査をしてみると、潜在的甲状腺機能低下症が発見されます。

 

いわゆる甲状腺機能低下症の特徴である、

髪に艶がなくボサボサとか、肌がくすんでいるとか、目つきがぼんやりしているとか、

そういった分かりやすいケースはほとんどありません。

 

このレベルの微妙な判断を要する患者さんは、

糖質好きで血糖値ブースト大好きとか、

コーヒーのカフェイン中毒があったりで、

自覚症状が感じられなくなっていることが多いのも特徴です。

 

コーヒーのカフェインの作用で、甲状腺機能低下がマスキングされちゃう件についてはこちらで書きましたのでご参考ください▼

副腎疲労・甲状腺機能低下症でコーヒーを禁忌にする理由【カフェインの副作用】
視床下部、下垂体、副腎のHPA系について視床下部、下垂体、副腎、この3つのことを英語の頭文字(hypothalamic, pituitary, adrenal)をとって「HPA系」と言います。ストレスを感じると、それを脳の視床下部がキャッチ、下垂体に指令を出し、その指令を受け取って副腎がコルチゾール(ストレスホルモン)を発動します。これがストレス応答です。HPA系はストレスに対応するための、人間の非常用システムで常に連携をとっています。

 

潜在性甲状腺機能低下はさまざまな症状の原因になっていることが多い。

なぜ甲状腺機能低下になるのか、解釈が変わればアプローチ法も変わります。

それぞれについてはまた別の機会にまとめたいと思います。

 

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