【花粉症対策のサプリメント・まとめ】DHA/EPA、ケルセチン、ビタミンD

花粉症対策サプリメントのレビュー

物心ついた頃から花粉症です。

私の育った実家は阿蘇、周りを見渡せば杉山だらけ。

幼少時からアレルゲンに囲まれて育ってますので、花粉症でなかった人生を知りません。

食事療法とサプリメントで改善し始めたのが、2013年くらいからです。

一進一退でしたが、2014年からはほとんどお薬なしで過ごせるようになりました。

2016年は全く症状が出なかった。

今年はやや目のかゆみとクシャミが出てます。

花粉症対策として試したサプリメント3つのレビューを簡単にまとめます。

 

フィッシュオイル、魚油(EPA、DHA)

2013年ごろまで愛用。

正直、花粉症に対する効果はわかりませんでした。

アレルギー対策と言えばフィッシュオイルなのですが、オメガ3の脂質がなぜ大事なのかと言えば、炎症系のオメガ6が過多なので、相対的にオメガ3を摂ってバランスを調整しましょうってことです。

ランチに唐揚げ定食食べただけでも相当な量のオメガ6が身体に入ることになります。
外食で使用されるコーン油はもっともオメガ6の多い油です。

理想の比率は「オメガ3:オメガ6=1:4」です。
外食で揚げ物好きな人がこのバランスをサプリメントで補おうとすると、かなりの量が必要なのではないかと。

例えば最高品質のフィッシュオイルサプリ「アオザ

これを1日20錠くらいだと期待できそうですが、毎月のコストは20,000円かかります。

ちょっと継続性が・・。

ならばiHerbで安いフィッシュオイルを、となるわけですが、安かろう悪かろうがこの分野。

安いフィッシュオイルは酸化状態に注意が必要です▼

EPA・DHA・魚油サプリメントは酸化が進んでいるので要注意! | ビタミンアカデミー
EPA・DHA・魚油サプリメントの酸化レベルがやばい! ハーバード大学のメディカルスクールが、米国で売れてる魚油サプリメントのトップ3を調査したところ、 酸化レベルがかなり進んでいたそうです(2016年12月発表) Omega-3 fatty acid fish oil dietary supplements contain saturated fats and oxidized lipids t

もともと、オメガ3自体に抗炎症力があるわけではなく、プロスタグランジン(炎症性物質)の生成過程でオメガ6と置き換わることによる二次的な効果。

魚を料理するのは苦でないので、イワシ、ジャコをたくさん食べて、生野菜に鹿北製油の亜麻仁オイルかけてれば十分じゃないの?という結論に達し、フィッシュオイルはリストラしました。

以上は、私の実体験から感じた個人的なレビューで、花粉症対策の観点から書いてます。

例えば、高脂血症などの脂質異常、動脈硬化に対しては、また別の評価になると思いますのでその点ご注意ください。

ケルセチン

ケルセチンは、花粉症の原因であるヒスタミン の分泌を抑える効果があります。あと炎症抑制効果。

リーキーガット対策として飲み始めたら、これが花粉症にガッツリ効果がありまして、マスクなし、アレグラなしで過ごせました。

自分としてはかなりの快挙だった次第。

Source Naturals, 活性化したケルセチン, 200錠

1日2錠飲んでも1ヶ月1,000円ちょっとです。コスパ良好。

サプリメントを選ぶ基準ですが、私の場合は安全性と継続性です。

特に機能性食品と言われるカテゴリーである、リコピンやアントシアニン、ケルセチンなどのポリフェノール類。

PubMed(アメリカ国立医学図書館の文献検索サイト)で、ざっくり調べて、歴史がそこそこ長い、特定の団体に偏ってない(特定の会社のバックアップを受けてない)、効果がはっきりわかるものを選んでます。

ここでも書いたとおり、ケルセチン単体の効果なのか、ブロメラインの相乗効果なのかはわかりませんが、アレルギー反応には明らかに効果があり、去年は秋の花粉症も全くありませんでした▼

ケルセチンが傷んだ腸管を修復し炎症を抑制、リーキーガットに効果的と言われる理由 | ビタミンアカデミー
ケルセチンがリーキーガット症候群に効く リーキーガット症候群に効くポリフェノールといえばケルセチンです。 この情報のソースはどこだろうと調べていたら、どうもこの論文らしい。 Quercetin Enhances Intestinal Barrier Function through the Assembly of Zonnula Occludens-2, Occludin, and Claudin

ビタミンD3

その後、ケルセチンをいったん止めてみました。

理由は2つありまして、治したい症状が治ったのなら、いったん止めてみようかと。

もう一つは、ビタミンDの効果に惚れ込み、この春はビタミンDのみで過ごしてみようかと。

人体実験ですね。

年明け以降、ビタミンD 5,000IUを朝に1錠のみ。ケルセチンはなし。

Healthy Origins, ビタミンD3, 5,000 IU, 120ソフトゼリー

悪くはない、けれどケルセチンを飲んでた去年のほうが、明らかに症状なしでした。

今年は外出すると目を掻いたりしてます。

もともと重度の花粉症なのにアレグラなしで過ごせているので、十分効果はあるのでしょうが、ケルセチンのほうがよく効いてた気がします。

花粉症対策サプリメント・まとめ

ここ数年で試した3種類のサプリメント評価です。

  • ケルセチン ★★★★☆
  • ビタミンD  ★★★☆☆
  • フィッシュオイル(EPA、DHA) ★☆☆☆☆

ケルセチンは、空腹時に飲むので、ついつい飲むのを忘れちゃうという欠点が。

その点、ビタミンDだと食後に1日1回だけで良いので手軽なんです。

こうなると「ケルセチン+ビタミンDが最強」という結論になりそうですが、両方試すのは今後あるかないか、ちょっと微妙かなあ。

個人的に「サプリメントの種類は限りなく減らす」方針で、最低限のサプリメントでどれだけ現状キープをできるかを試しているので。

 

ちなみに、私の場合はビタミンB複合体ビタミンCプロバイオティクスも毎日飲んでます。

はっきり言って、今まで何もやってなかった人が、この3つだけでも毎日続けたらかなり体調上がると思います。

なので単体で試した結果ではありませんのでその点ご注意を。

 

栄養療法の基本は食事です。

サプリメントは効果を最大にするためのツールです。

つまり、効果を最大化できないなら切り捨ててオッケー。

そんな感じでフィッシュオイルは切り捨てましたが、ケルセチンサプリを復活させるかは悩むなー。

 

とりあえずケルセチンたっぷりの玉ねぎの皮パウダーを取り寄せ。

ワタクシ、お茶関係はなぜか続けられない人なのですが、懲りずに試してみようかと思います。

 

 

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