ケルセチンがリーキーガット症候群に効く
リーキーガット症候群に効くポリフェノールといえばケルセチンです。
この情報のソースはどこだろうと調べていたら、どうもこの論文らしい。
ラットを使って、どのフラボノイドが最も腸管粘膜の細胞間タンパク質を増やすのか調べたところ、ケルセチンが最も効果的だった、という実験結果。
ふと著者を確認すると「Takuya Suzuki and Hiroshi Hara」とあり、北大農学部の発表。
んで、こちらを引用したのが広島大学大学院のこの発表
「ケルセチンをラットに摂食させると、小腸と大腸での細胞間透過マーカーの透過速度が低下し、TJバリア機能が高まった(以下略)。」
もっとよく調べると、この鈴木教授が北大出身で、今現在は広島大学にいるということらしい。
腸管免疫を調べると、しょっちゅうこの人の論文をヒットします。
医者じゃなくて農学博士なんですがね。
ソースナチュラル社の「Activated Quercetin」が想像以上に良かった件
ケルセチンが腸管に良いというのは以前から知っていたのですが、サプリで取り入れたのは半年前からです。
これが想定以上に良かった!
ソースナチュラル社のActivated Quercetin
こちらの商品
↓ ↓ ↓
Source Naturals, 活性化したケルセチン、100カプセル
カプセル入りの粉末で味はビタミンCの酸味が強い。ケルセチンカラーの黄土色です。
原料が中国産の玉ねぎの皮とかだったらやだなと思い(玉ねぎは除草剤が多量に必要な野菜)、原料はなに?ってメールしてみました。
ブラジル産の「Dimorphandra mollis」とのこと。
なんじゃそりゃ?
発音さえ分かりません。
調べると、ブラジルでは割と有名な野草(?)のようで、豆科だそうです。
写真を見ると野草というより「木」?
Dimorphandra mollisの種、いかにもケルセチン色でポリフェノール多そう。
ケルセチンサプリの原料はほとんどがこれだそうです。
農薬も心配なさそうなので、とりあえず原料はクリア。
アトピー性皮膚炎・アレルギー体質には「ケルセチン」と「ブロメライン」の組み合わせが効果的
ケルセチン単体でのサプリメントは非常に少なく、ブロメライン(タンパク質分解酵素)とブレンドしてあるものがほとんど。
ブロメラインは、炎症部分の毛細血管に詰まったたんぱく質(フィブリン)を溶かし、血流を改善することで抗炎症の作用があるとのこと。
米国のバイオドクターは、皮膚のアレルギーには「ケルセチン+ブロメライン」を投与する派と、「ビオチン」を投与する派に分かれるそうです。
ビオチンは腸内細菌が作るビタミンとして有名ですが、ここが弱い人にはビオチンを処方。
遅延性アレルギーに反応が多い、つまり炎症抗体のたんぱく質「グロブリン」が多いタイプには「ケルセチン+ブロメライン」という判断になるとのこと。
なるほど。私はγグロブリンが高いタイプので効いているのかなと。
佐藤先生のブログにも「ケルセチン」と「ブロメライン」の組み合わせがアレルギーの抗炎症に効果的であることが記載されています。
ソースナチュラルの「Activated Quercetin」は、ビタミンCも250mg程度配合されていますが、これも相乗効果を狙ったもので、VCと組み合わせることによって抗酸化作用がより強く発揮されるとのこと。
1日2回、1錠ずつ、ブロメラインの抗炎症作用は空腹時のほうが強いので、食間に飲んでます。
プロバイオティクスは増やしても、サプリメントは減らす傾向にあったのですが、これはリピート中。
先日、楽しい飲み会だったので、ついつい許容量を超える日本酒を飲んだのですが、翌朝も全くの快腸快便。朝方の鼻水も出ない。主婦湿疹ゼロの夏を初めて過ごしてます。感動。
しばらく続けます。