甲状腺機能低下とLDLコレステロール値の関係

まごめじゅん
甲状腺機能とコレステロール値は関係が深いです。
甲状腺機能低下があれば、
LDLコレステロール値は上昇します。
代謝が低下するので、
栄養として使われない
LDLコレステロールが
血液中であぶれるわけです。

反対に、
甲状腺機能低下があれば
HDLコレステロールは低下します。
LDLコレステロールの上昇
より顕著な変化ではありませんが。

ということはですね、、
中性脂肪が低くて
(目安は80以下)
性格や症状から
低血糖症ではないか?
と推測される場合、
コレステロール値から
甲状腺機能低下の程度を
推測できるということです。

コレステロール値が変動
しやすい更年期なんかは
使えない技かもしれませんが、
私の経験だと綺麗に連動しています。
中性脂肪と低血糖症の関係は
こちらをご参照ください
そして低血糖症があれば、
エネルギー枯渇による
LowT3症候群の可能性ありです
低中性脂肪低血糖症
エネルギー切れ
甲状腺機能低下
(LowT3症候群)
という連動ですね。
代謝が正常化して
甲状腺機能が改善されると、
LDLコレステロールが下がってくる
というケースは多いです。
もしも、、
栄養状態が悪いのに、
LDLコレステロール値だけ
いやに立派で健康値だなあ、
というケースは甲状腺機能を
疑ってみる余地ありです。
今日のまとめ
甲状腺機能低下があれば、
LDLコレステロール値は上昇
HDLコレステロール値は低下
(LDLのほうが顕著に上昇)