中性脂肪が低いときは低血糖症の暗示
低血糖症が起きているか
どうかを知る目安として
中性脂肪の値をみます。
空腹時採血で 70以下は
もしかしたら低血糖症
かもしれません。
特に病気ではないのに、
体調が悪い、疲れやすい、
消耗しやすい、精神的に弱い、
やりたいことが見つからない、
などなど、
生死には関わらないけど
QOLがやたら低いのは
低血糖症の疑いありです。
なぜ低血糖症(低中性脂肪)が良くないか?
そもそも!
なぜ低血糖症がよくないか?
というと、身体の機能低下、
低タンパクの状態を
招きやすいからです。
人間は三大栄養素を
エネルギー源としています。
三大栄養素は
「糖、タンパク、脂質」
の3つを指します。
このうち、もっとも
手軽にエネルギー源として
使われるのが「糖」です。
ただ、手軽な分、
さっさと枯渇しやすい。
糖が枯渇すると
脂質がエネルギー源
として使われるのですが、
この脂質の回路が
効率よく回せないと、
身体はタンパクを壊して
エネルギー源として
使ってしまうんです。
身体の部品として使われるべき
タンパク質をエネルギーに
変えてしまうということは、
壁や柱をぶっ壊して、燃料として
燃やしているってことです。
だからどんなに高たんぱくな
お食事をしてもなかなか
低タンパクが改善しない。
低血糖症(低中性脂肪)
の状態だと、健康な状態を
キープできないのです。
低中性脂肪の人は低血糖症の症状をチェック
注意したいのは、
「中性脂肪が低いからと言って
必ず低血糖がある」とは断定出来ません。
低中性脂肪は低血糖症を知る
兆候の一つ。あくまで目安。
検診などで「中性脂肪が低い」
と言われたことがある方は、
以下のチェック項目を確認
してみてください。
当てはまれば低血糖が
起きている可能性大です。
今日のポイント
中性脂肪が低い場合は
低血糖症を疑うべし