補中益気湯の抗インフルエンザ効果
副腎疲労でよく使われる「補中益気湯」ですが、
免疫を調整し、抗インフルエンザ作用も
期待できるようです。
免疫に関する補中益気湯の作用を調べてみました。
- 造血幹細胞の増殖を促進して,
白血球の数を回復させる
- リンパ球のTh1/Th2 バランスを調整し、
感染症にかかりにくくする。
(Th1↑、Th2↓)
- マクロファージの殺菌活性を強化し、
感染症の際に菌の増殖を抑制する。
- 補中益気湯投与で IgE、IL4を有意に
抑制しサイトカインストームを予防する。
- インターフェロンγ産生によって
マクロファージを活性化し感染から守る。
- ストレス負荷時のの感染抵抗性低下を
改善する作用がある。
リンパ球のTh1が減ると免疫が弱って、
感染症に罹りやすくなるのですが、
補中益気湯はTh1を増やして、
Th2を低下させるので、
アレルギー持ちにもよいということ。
細胞はウィルスに感染すると、
インターフェロンを作ってウィルスに
対抗するのですが、補中益気湯は
インターフェロンを作るスピードをあげて、
ウィルスに罹患した際の初動を
よくする効果があるとのこと。
だから、罹っても治りが早くなる。
補中益気湯は、虚弱体質の副腎疲労に
イイ感じで底上げしてくれる生薬で、
私もいまだに毎日飲んでます。
補中益気湯の価値を改めて再認識しました。
補中益気湯については以下もご参考にどうぞ。
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参考文献