副腎疲労対策の「補中益気湯」
先日、昼間に2つカウンセリングしたあとに夜にはセミナーという、
ちょっとヤバいかなあと思いつつ調子にのって1日3つの予定を入れてしまったら、
さすがに翌日は疲弊して使いものになりませんでした。
セミナー中にふわっとした眩暈も感じました。
さすがにやりすぎだなと反省。
さて、私が疲れたなと感じた時に必ず飲むのが「補中益気湯」という漢方です。
補中益気湯は「補気剤」に分類されます。
気が巡ってなくてグッタリしたときに良い生薬です。
例えば、疲労度の強い仕事をしたあと、気が巡っていれば栄養を補うことで、疲労感は改善します。
こういう方はアリナミンゴールドで疲労感が回復するでしょう。
ところが、気虚の状態だと、胃腸の消化吸収能力、酵素活性、代謝も落ち込んだ状態で、
栄養入れても吸収できないし使えません。
この場合はアリナミンゴールドよりも補中益気湯。
補中の「中」は「胃」を表しています。
胃腸が弱くて栄養の吸収が悪い方に良いのですね。
こちらは補中益気湯で不眠が改善したという例の報告です。
身体は疲労しているのに気が巡ってなくて眠れない、そんな方に良いのでしょう。
以前、試したときは効果を感じなかったのですが、どうも量と期間が足りなかった様子。
お茶代わりに1日2回、お湯で溶かして毎日飲んでみたら、これがまあなんとも良い感じで惚れました。
そもそも「補剤」の漢方とは体質改善や慢性病に良いとされ、効き目の表れ方がゆっくりなので、最低でも2週間以上続けて初めて合う合わないがわかるようです。
毎年冬はなぜか体重が1㎏~2㎏ほど減少するのですが、今年はベスト体重を維持できました。
ほんのり甘味があって美味しい。とても気に入っております。