【栄養療法】サプリメントが効かない場合どうするか?

栄養療法が失敗するパターン

栄養療法においてありがちなパターン2つです。

その1. 根本原因を見ようとしない

栄養療法を始めた人にありがちなのが、
始めた当初は「すごく良い」と感じるけれど、
その後、効果が頭打ちになり、サプリメントの量ばかりが増えていくパターンです。

 

身体を家に例えると、
敗れた壁を補修すれば、急に家の中に隙間風が吹かなくなるので、
体調が復調し、治ったような気になります。

初期段階で感じるこの現象を、
私は「栄養療法のハネムーンステージ」と呼んでますw

 

その後、あれもこれもと、サプリに手を出し、コストばかりが増えて行く。

 

サプリメントが根本原因をマスキングをしているので、ちっとも根本解決にならず、
本人の満足感は低迷したままとなります。

これは健康な状態ではありません。

家の壁に害虫やシロアリがいるのかもしれない
壁の内部が腐敗しているのかもしれない

根本原因にアプローチできない場合は、いったん方向性を変えても良いと思う。

 

私の経験談で言うと、いったんサプリメントを止めて、消化酵素を補充するようにしたら、急に数値が改善してきました。

原因は、栄養の量ではなく、吸収する側の胃腸の問題だったと判明しました。

【消化酵素】タンパク質不足解消には膵臓の負担を減らすべき理由
タンパク質の需要が大きい「膵臓」 生命体の最も重要な栄養素はタンパク質です。 タンパク質の消化吸収には、多くのエネルギーが必要です。 他の生命体の遺伝子情報を持ったタンパク質を、いったんバラバラに分解し、吸収するのは、ビタミン、ミネラルなど他の栄養素を吸収するのとは比較にならない重労働です。 消化するために必要になるものが「消化酵素」です。 消化酵素の原料もタンパク質ですので、消化酵素を作る「膵臓」は、タンパク質の需要が最も大きい臓器となります。 断食が自然治癒力を高める理由 分子栄養学の基本的な考えですが、栄養は、需要の大きさによって選択的に各臓器に配分されます。 膵臓は、タンパク質の需要と優位性が一番高い臓器です。 他の生命体のタンパク質は、身体にとって「異物」です。 口から始まって、肛門まで、消化管は「身体の外側」であり、「異物」を受け止める場所です。(だから腸には免疫細胞がたくさんある) 異物は体内に侵入を許す前に、漏れなく「分解」されなければなりません。 異物分解(消化作業)のために、大量の消化酵素が必要になります。 従って、消化酵素の製造工場となる「膵臓」には、優先的にタンパク質が割り当てられます。 消化に負担がかかると、他の臓器は原料のタンパク質を膵臓に取られて、配分が回って来ません。従って消化力以上に食べると、自然治癒力が低下します。 断食が自然治癒力を回復させるのは、膵臓のタンパク質需要を減らせるからとも言えます。 タンパク質不足には消化酵素 アルブミン値、AST、ALT、尿酸値の値などから、タンパク質不足が疑われる場合は、食べるタンパク質量を増やすことも必要ですが、同時にそれは「異物」の摂取を増やすことですから、身体に負担をかけることになり、抵抗力・体力の低下を招きかねません。 タンパク質不足の場合に、まず補充するべきものは「消化酵素」です。 タンパク質の需要が大きい膵臓の負担を軽減させることが出来ますので、結果的にタンパク質不足の解消につながります。 私自身、なかなかタンパク質不足、貧血が解消されませんでしたが、消化酵素を補給するようになって、数値が改善してきました。 今でもEnzymedica と Houston Enzyme

その2. 効果が出ない時にサプリメントを増量する

タンパク質を増やしても、タンパク質不足を表す数値が改善されない場合、
「さらにタンパク質を増やしましょう」ではなく
どうして改善されないのか?という視点が必要です

なぜそれだけの栄養の需要が起こっているのか?
なにがサプリメントの効果の邪魔をしているのか?
です。

 

ここでサプリメントの量を増やしてしまうと、逆に弊害が出ることがあります。
こうなると、栄養療法そのものへの不信感を募らせることになりかねない。

私は過去、プロテインと鉄サプリにおいて、このパターンで失敗しました。

期待された効果が出ない場合、なぜ出ないのかを考えずに、サプリメントを増量するとえらい目にあいます。

 

効果が出ない場合に「じゃあサプリメントの量を増やしましょう」となったら、
正直、主治医を変更してもよいかも。

 

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栄養療法の可能性

症例検討会で、いろいろな患者様の検査結果を診る作業が好きです。

まるで、その人の細胞の中のミトコンドリアへ、
マイクロスコープで、ズームインしていくような感覚です。

見えないレベルの細胞の動きへフォーカスして、
そして再度、身体の全体像へズームアウトする。

時には、さらにズームアウトしていき、
その人の存在自体が、宇宙と繋がっているかを感じます。

 

宇宙全体から見て、
存在が否定されている場合は、
否定される原因、すなわち不健康な状態を、自ら選択してる場合があります。

否定するのは、もちろん「本人」です。
宇宙と、本人の存在が、不協和音を奏でている場合は、健康にはなれないのです。

全体を俯瞰すると同時に、細胞レベルの栄養状態にフォーカスしていく
この作業が栄養療法の面白いところであり、
他の医療にはない可能性を感じる部分です。

これ以上書くとアヤシイので今日のところはここまでw

 

 

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