γGTP25以上はグルタチオン低下を疑え

γ-GTPのデータから読み取れること

γ-GTPについて簡単に備忘録

 

γ-GTP
正式名称は、
ガンマ・グルタミルトランスフェラーゼ
(γ-glutamyltransferase)

 

理想値は、尿素窒素と近似値

たぶん成人女性は 13~18 がそのレンジ

 

他の栄養療法的な解釈だと20~30と
するところもあるようだが、

ヘタレさんの多いうちの勉強会だと
あまり高い数値を基準に覚えると
脂肪肝や炎症を見落とす可能性もある。

低すぎるのは確かに低たんぱくが原因だが、
タンパク質にこだわり過ぎると
根本原因を見失うケースもあろうと
思われるのでこれくらいが妥当だと思う。

 

γ-GTPが上昇するケース

① 飲酒
② 脂肪肝
③ 薬、薬物性(特にベンゾジアゼピン系)
③ 過剰なサプリメント
④ 胆石、胆道結石、胆道系のなにか

 

γ-GTPが低すぎるケース

① 低たんぱく質
② 解毒能力の低下

 

こちらの方、
全体的な逸脱酵素の低下、
代謝の低下があるのに
いやにγGTPのみ立派で気になった。

 

飲酒由来の可能性なし、
年齢、コレステロール値から見ても
胆石の可能性もなさげ。
薬もサプリメントも影響なさそう。

この場合はグルタチオンの低下があやしい。
抗酸化能力の低下を疑う所見あり。

よくよくお話を伺ってみると
波動療法でも毒物代謝、解毒で
引っかかった経緯があるとのこと

ビンゴですやん。

 

解毒に関するチオール系の
お野菜についての知識と食べ方、
タウリン、システイン系の知識などを
いろいろと伝授。

 

栄養をアンチエイジングにどう使うか?
データを使って、その方に合った
食事の摂り方や栄養指導をするのは
とても楽しい作業です。

 

γGTP25以上はグルタチオン低下を疑え
というのは平良先生メソッド

尿酸値も低く、低たんぱく、
全体的な酵素活性の低下があるのに
γのみがバランス悪く高い場合は、
グルタチオンの低下を疑ってみるべし。

 

グルタチオン、美白の効果もあります(↓)
私の場合はナイアシン、亜鉛とともに
「ほろ酔いセット」の一品です。
(良い子は真似しちゃだめよ)

 

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