日焼け止めの環境ホルモン問題どう考えるべきか?

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紫外線吸収剤の環境ホルモン問題どう考えるべきか?

紫外線の気になる季節になりました。

化粧品に含まれる、日焼け防止剤ですが
紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の
2種類あります。

紫外線吸収剤は
メトキシケイヒ酸オクチル
オクチルトリアゾン
ジメチルPABA
などがそれに該当します。

紫外線を吸収する作用がある
なんかよーわからん化学物質です。

 

紫外線散乱剤は
酸化亜鉛や酸化チタンなど、
単純ミネラルで、紫外線を散乱、
反射させることで肌を紫外線から守ります。

 

紫外線吸収剤の問題点は
環境ホルモン作用があることです。

体内に侵入すると、ホルモンなどの
内分泌をかく乱し、悪影響を及ぼす
要するに、紫外線吸収剤は
かなりやっかいな「毒」ってこと。

紫外線吸収剤が環境ホルモンなのは
よく知られたハナシなので、
ここで詳しく説明する手間は省略します。

 

ところで、わたくしのような、
分子栄養学を生業とする人間としては、

この日焼け止めを使ってもよい人と
日焼け止めを使うには躊躇したほうが良い人を、
もっと分子レベルで、細胞レベルで
分ける必要があると考えています。

要は「個体差」ってやつです。

添加物や有害ミネラル、農薬や
どんだけ毒素に暴露されようと
大丈夫な人は大丈夫だし、
ダメな人はダメなのです。

そこの個体差はいったい全体
何をもって生じるか?というハナシです。

 

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肌、腸の共通点、分かりますか?

肌と腸、両方とも外界との境目、
体外と体内を分けるバリアがある
という点です。

腸管の中は体内のようであって’体外’です。
食べ物は基本的に人間にとって異物です。
異物は小さく分解して、体内に入れてもよい物質に
変える必要があります。
それが「消化」です。

消化液は、体外に分泌される物質ですから
消化液を分泌する器官を外分泌腺と言い、
ホルモンなど体内に分泌する内分泌腺と
わけて考えます。

 

つまり、腸も肌も外界から身を守る
「防御機能」が主たるお仕事です。

腸管で防御機能が壊れてしまう状態
これがリーキーガットです。

 

腸粘膜の細胞は体内に入れてよいものと
悪いものを仕分けする仕事をしているのですが、

腸粘膜の細胞と細胞の隙間が、ゆるんでしまい、
異物が腸バリアをするっと抜けて通過してしまう

異物が体内に侵入しますから
身体は免疫応答を起こし、様々な不調・
トラブルを引き起こします。
これを「リーキーガット」と言います。

 

私は肌にも同じことが起こっていると
推測しています。

リーキーガットならぬ、
リーキースキン」です。

 

もし肌のキメが細かく、
セラミドなど細胞間脂質もしっかり、
皮脂の分泌も正常で、肌の防御が
健全なら、毒素の侵入も防げるはず。

もし、肌の正常なバリア機能が崩れ
皮脂が少なく細胞間がスカスカ(つまり乾燥肌)
栄養不足で肌の細胞がガタガタ(つまり荒れ肌)
未分化の細胞がむきだし(つまり敏感肌)
などなど

そのような肌には、リーキースキン
起こっておりバリア機能が正常に働かず、
簡単に異物の侵入を許可してしまう
と思われます。

 

なので、化粧品も、
紫外線吸収剤に代表されるような化学物質は、
肌が健康で皮脂膜もしっかりしている場合は
使えると思うのですが、

荒れているときは使用を控える、もしくは、
より安全な紫外線吸収剤に置き換える
といった工夫が必要でしょう。

 

なし崩し的に「○○は身体によくない」と
健康ファシズムを標ぼうしては、
この現代では生き辛くなります。

化粧品などはその代表で「美しさ」を
表現するためには、ある程度の化学物質は
許容しなければならないときもあります。

毒素と付き合う、それは身体に正常な
バリア機能が備わっていれば、
ある程度は許容されるはずです。

 

私の日焼け止め機能のあるベース
手持ちの化粧品は2つ
紫外線吸収剤と散乱剤
両方持ってて使いわけています。

ティンテッドジェルクリームは
紫外線吸収剤ゼロ。

こちら★の記事でも取り上げましたが、
紹介した人全員がリピートするという
とても優秀なファンデーション。

 

ただ、安全性を担保すると
機能性は失われがちなのは化粧品も一緒。
ティンテッドジェルクリームも
持ちが悪く短時間の外出向きです。

 

かたや紫外線吸収剤を使用した
エレガンスのカラーベース
こちらは持ちもよく、夕方まで崩れ知らず。
「おお!」と驚くくらい肌がキレイに見えます。

 

短時間の外出のみなら
崩れやすいけど安全なベアミネラル

朝から晩まで長時間の外出、
パーティやデートなど
美しさを優先したい場合はエレガンス

といった具合に使い分ける。
そして、もちろん肌が荒れ気味のときは
紫外線吸収剤を使用したエレガンスは
使用しません。

使用するとしても保湿をしっかり。
使う場合は、薄くワセリンを塗って
一枚防御バリアをかまします。

 

当然ですが、女性ホルモン代謝の悪い方
エストロゲン濃度が上がりやすい人は
紫外線吸収剤を毎日使うのは
念のため控えたほうが良いと思います。

症状でいうと、PMSが強い、
初潮が始まったときや産前産後、
閉経時に体調のブレが激しい方

血液データでいうと、銅亜鉛バランスが悪い
銅が過剰で亜鉛不足の方

栄養素でいうと、解毒酵素に必要な
モリブデンや亜鉛、COMT、MAOの酵素の
働きを補助するビタミンB6の不足の方

こういった方は、環境ホルモンに
留意すべき人として補足しておきます。

 

肌のバリア機能を保つ、
それには正常な肌細胞を育てるタンパク質と
ビタミン、ミネラルが大事、
細胞間脂質と言われるセラミドや脂肪酸には
上質な脂質栄養が必要でしょう。

私は栄養の専門家ですから、
紫外線吸収剤を使った審美性と
機能性の高いファンデーションを
使える肌になるためには、
「バランスのよいお食事を!」
という〆で、化粧品との付き合い方
どうぞご参考にしてください。

 

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