BCAAとは?
BCAA(Branched Chain Amino Acid、日本名で分岐鎖アミノ酸)は、
バリン、ロイシン・イソロイシンという3つのアミノ酸のこと。
筋肉や骨格筋の生成に絶対必要なアミノ酸です。
BCAAの効果 その1「筋肉低下の防止」
筋肉が新しく合成されることを「同化(アナボリック)」
逆に、筋肉が分解され、壊れることを「異化(カタボリック)」と言います。
栄養の足りない状態で運動を行うと、身体は自分の筋肉組織を壊してエネルギーにし始める。
これは、「異化(カタボリック)> 同化(アナボリック)」 の状態で、運動して痩せたは良いけど筋肉まで落ちてしまうのでシャレになりません。
筋肉の原料となり、同化(アナボリック)を促進するアミノ酸が「BCAA」
低血糖症だと血糖値が下がりやすく、運動中のスタミナの維持が出来ませんので、骨格筋を分解してエネルギーにしがちです。
副腎疲労があると抗炎症ホルモン「コルチゾール」による筋肉分解が進みがち。
運動は精神衛生上とてもよろしいのですが、熱中しやすい性格ゆえ気が付いたらアドレナリンで無理やり頑張ってしまうので、BCAAはジム用バックに常にストックしております。
BCAAの効果 その2「集中力の持続」
脳のリラックスホルモン「メラトニン」や「セロトニン」が増えてくると、集中力が弱まります。
BCAAは、メラトニン(正確には前駆体の5-HTP)よりも脳への供給が優先されるため、集中力の持続に効果があります。
もともと人間の脳は、集中力を45分以上持続させることが出来ない仕組みらしいです(だから小学校の授業時間は45分)
運動前に、または運動中にBCAAを飲んでおくと、集中力が持続します。
夫さんは、気合入れて残業中するときはBCAAでドーピングしているそうな。
集中力も持続するし終わった時の疲労感がかなり違うので、普段の仕事中にもオススメです。
ただし、寝る前には飲むと覚醒作用があるのでご注意を。
その他、BCAAは、内臓脂肪の燃焼、肝臓の解毒作用の強化にも良し。副作用は特にありません。
カプセルタイプの「BCAA」
ジム用のスポーツバッグに必ず入れているのが、ジャロー社か、Universal Nutrition社のカプセルタイプのBCAA
これを3カプセルずつ、分解可能なサプリケースに入れて、その日の分だけポケットに入れておきます。
ランニング中でも、スタミナが切れたときにサッと補給できるので便利です。
バリン:ロイシン:イソロイシンの、もっとも効率的なバランスは「1:2:1」の比率だそうで、海外製のBCAAはほとんどこの比率になっています。
ジャロー社は、BCAA + グルタミン
↓ ↓ ↓
Jarrow Formulas, BCAA、分岐鎖アミノ酸コンプレックス、120カプセル
Universal Nutrition社は、BCAA + ビタミンB6
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Universal Nutrition, BCAA プロ, 分枝鎖アミノ酸サプリメント, 100 カプセル
日本では味の素のBCAAが有名ですね。
飲みやすいし、入手しやすい。携帯にも便利です。
アミノバイタル プロ / アミノバイタル(AMINO VITAL) / アミノ酸サプリ アミノバイタルプロ 360… |
アミノバイタルは、ロイシン0.54g、イソロイシン0.43g、バリン0.36g と、イソロイシンがやや多めの処方です。
最安値を探しても一袋100円以上なので高いと思えば高いですが、費用対効果は素晴らしい。
スポーツドリンク飲むより断然BCAAがオススメです。
BCAA含有量とコストの比較
知人と、アミノバイタル高いよね、という話になり、じゃあどれくらい高いのかを比較してみました。
ジャローのBCAAとアミノバイタル、2つだけだとやや検証性に欠けるので、ゴールドジムのBCAAも比較対象にいれました。
まず、アミノバイタルに含まれるBCAA量ですが、ジャローの6錠分です。
コストはアミノバイタルが2倍以上となりましたが、他のアミノ酸もまんべんなく入ってますし、単純比較はできませんが、参考までに比較資料作ってみました。
コスパが良いのはジャローですね。
BCAAについてはこちらの記事もご参考ください▼
【長時間ドライブ対策】集中力の低下、眠気対策としてのBCAA | ビタミンアカデミー