【精神疾患の治療における5つのバイオタイプ】低メチレーションか? 高メチレーションか?

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うつ病、精神疾患はバイオタイプにより治療法が変わる

分子栄養学では個体差を見極めることが重要です。

例えば、うつ病では栄養の代謝、メチレーションなどにより5つのバイオタイプに分類されます。

1. 低メチレーション型
2. 葉酸欠乏型(高メチレーション)
3. 銅過剰型
4. 有害重金属型
5. ピロール尿型(亜鉛欠乏)

 

例えば、一般的なうつ病の薬「パキシル」のようなSSRIと言われるセロトニンを強制的に増やすお薬が効くのは低メチレーションタイプです。

高メチレーションの患者にパキシルを投与すると、自殺念慮が高くなったり、衝動的な行動が多くなるという副作用が出ます。

 

5つのどれかに当てはまることもあれば、複数にまたがることもあります。

高メチレーション型か、低メチレーション型か、まずはこの2つに大別されて、そのうえで尿で亜鉛が排泄されやすい亜鉛欠乏、銅過剰型か、重金属蓄積型が複合的にかぶさることが多い印象です。

低メチレーションか? 高メチレーションか?

メチレーションについては、ここでチラッと書きました。

メチレーションを一般の方にもわかりやすいよう説明するのは至難の技、私の力量ではいまだに書ける気がしません(笑)。そのうち挑戦してみようと思ってますけど。

一言で簡単に言えば、メチレーション回路とは、さまざまな代謝に必要な「メチル基」を作りだす回路のことです。

-CH3」 ←これがメチル基

このメチル基を、バケツリレーのようにやりとりして様々な代謝が行われ、遺伝子の発現や解毒、免疫の調整やドーパミンの生成が行われているのです。

 

メチレーション回路がうまく回らずメチル基が少ない人、これが低メチレーション型。

逆にメチル基の多い人は、高メチレーション型。

メチル基が多すぎるのも困りもので、余剰在庫で溢れてしまうので色々と不具合が起こります。

メチル基が過剰になる原因に葉酸不足があったりします。なので高メチレーション型を「葉酸欠乏型」とも言います。

 

ちなみに、ナイアシン(ビタミンB3)をメガドーズするナイアシン療法ですが、高メチレーションの人にはナイアシンは効きますが、低メチレーションタイプには向きません。

葉酸も同じく高メチレーションタイプには効きますが、低メチレーションタイプでは症状が悪化することがあります。

多かれ少なかれ、誰でもメチレーションのタイプ分けができます。

非常に大雑把ですが、メチレーションのタイプ別の特徴です。

ちなみに私は低メチレーションタイプ。流行りのナイアシン療法は苦手です。葉酸も活性型が多すぎると眠れなくなったという経験があります。

夫もかなりの低メチレーションタイプ。ナイアシンは単体でとると気分が悪くなるので嫌いだそう。

 

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分子栄養学的に「フィンセント・ファン・ゴッホ」の絵画を鑑賞してみる?

「高メチレーションタイプには、芸術的センスのある人が多い」

これはドーパミン産生が多いためです。

想像力が豊かで、クリエイティビティが高く、時に空想家。そんなイメージです。

 

おそらく統合失調症だったと言われているゴッホ。

自画像には高メチレーションタイプの特徴である、カテコールアミン系(ドーパミン、アドレナリン)過剰な様子が目つきによく出ていますよね。(画像出典 Wikipedia)

 

耳を切り落とした事件に代表されるように、かなり衝動的な行動が目立つゴッホ。

おそらく、銅過剰、亜鉛不足もあったんじゃなかろうかと推測されます。

絵を書き始めた27才くらいから、症状が強くなったと言われています。

当時の絵の具は天然鉱物由来ですから、重金属汚染も強かったでしょう。

当然、ミネラル代謝障害があって、亜鉛不足から銅過剰になっていたはず。

従ってノルアドレナリン、アドレナリンも過剰。

ということは、交感神経優位で、光や音に対してとても敏感だったはずです。

それを前提にゴッホの絵を鑑賞してみます。

 

代表作の一つ「夜のカフェテラス」
ゴッホには、光が異様にキラキラして見えていたはずです。

 

ゴッホは写生主義を目指していたそうです。つまり本人は見たままを書いたつもり。

「夜景」は、星の光が点ではなく渦を巻いてます。
デフォルメした訳じゃなく、本人の目には夜空がこう写っていた(たぶん)。

 

日本のバブル時代、ニュースになりました東郷青児美術館の「ひまわり」
花が黄色で、花瓶も黄色、テーブルも黄色で背景も黄色。ありえないですよね。
こんなのドーパミン、アドレナリン過剰じゃなきゃ書けないでしょ、普通。

 

もしも、ゴッホが分子栄養学による治療を受けていたら、まずはお食事をきちんととっていただいて、ナイアシン投与、活性型の葉酸を足して、あとは亜鉛、ビタミンB6、かな。

治療が効いてしまったら、後世に残る名作の数々が生まれたかどうかは疑問ですが。

 

今日はメチレーションによるバイオタイプについて書いてみました。

なんか最後はまた変なとこに着地しましたが。(独断と偏見のみで書いてます。ネタなのであしからず)

 

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