『鼻うがい』が胃腸の抗炎症・アトピー・慢性疲労対策としても有効な件

空気が乾燥してウィルスが蔓延しそうなこの季節、鼻うがいは必需品です。

花粉症の季節のみ、不快な鼻水を洗い流すのにも、当然必要ですが、
腸の抗炎症・アトピー対策としても毎日使っています。

参考「花粉症を克服した3つのポイント

鼻うがい専用器「ハナクリーンS」と「Nasopure」

もう4年?くらい愛用している「ハナクリーンS

他にも、小林製薬の「ハナノア」という有名な商品がありますが、毎日やるにはコスパ悪すぎです。
成分的にも納得いかないものが含まれるので、我が家はハナクリーン一筋。

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ただ一つ、ハナクリーンには問題点あり。
風呂場に置いておくと、中のノズルにカビが発生するのです。

そこで、定期的にハイターで消毒するのですが、専用のノズル掃除器も無いため、こすって落とせないから、非常にムズイ!

そこで、最近は米国製の Nasal wash「Nasopure」 4オンスタイプを使ってます。

これだと、ノズルが無い単純構造。
汚れても綿棒や歯ブラシで清掃可能。

Nasopure, 鼻洗浄システム、リトルスクワートキット

 

動画を見ると、片方の鼻の穴から排出してますが、
私の場合は、喉を通して、ガラガラうがいして、そのまま口からペッしてます。

上を向いて、うがいと同じ要領です。
その方が簡単だし、上咽頭もしっかり洗浄できるような気がするので。

「Nasopure」に「サーレ」の組み合わせがベスト

Nasopureには付属の粉末洗浄剤(生理食塩水、単なる塩)が付いているのですが、これが使いにくい、はっきり言って使えません。

一包の半分が1回分
目分量でぴったり半分にできるわけがない!
毎回濃すぎたり、薄すぎたり。

なので、洗浄液は日本製の「サーレS」一押しです。
こちらはきっちり1回分で、ほんの少量のミント配合なので、使用感も非常に良好。
毎日使用しても、1ヶ月分600円程度。コスパ最高

 

鼻うがいが危険?

湿潤療法というように、粘膜再生には「膿」も必要であるという考えから、「鼻うがい」のやり過ぎは必要な粘液をそぎ落とすため危険である、という意見があります。

自覚のある炎症は、耳鼻咽喉科に行って、専門医に相談してください。

なぜ、鼻腔の炎症を取ることが、腸の抗炎症になるのか?

ある粘膜組織で誘導された免疫細胞が、他の粘膜組織にも帰巣(ホーミング)することを、「免疫ホーミング」と言います。

特に鼻咽頭関連リンパ組織で誘導されたIgA細胞は、腸管粘膜固有層にホーミングするらしい。

簡単に言うと、喉の粘膜で発生した炎症が、腸粘膜にも飛び火する

治安の悪い地域(鼻腔の慢性炎症)があると、警察や自衛隊(リンパ球)が、厳戒態勢で国(全身)をパトロールすることになります。

血液はぐるぐる全身をめぐるので、炎症は一箇所だけにとどまらず、他の粘膜も影響を受けるということですね

栄養療法の極意は「抗炎症」

栄養素を、腸に効率よく吸収してもらうため、腸粘膜の抗炎症対策はとても重要です。

炎症があると、サプリメントは無駄になります。
なんか良い例で、炎症があると肝臓でヘプシジンというホルモンが作られるので、絶対貧血なんて治りませんし。(※ヘプシジンは強力な鉄代謝の制御因子)

私は、過去これで一度失敗しているので、貧血対策はひたすら抗炎症アプローチと併用です。

最近の研究では、「抗炎症力」が「アンチエインジング」であることが常識となりつつあります。

アンチエイジングは抗炎症力!健康なお年寄りになりたければ炎症を抑えるべし

もう習慣なので、鼻うがいしないと鼻クソが溜まるので困りますw

 
未だに鼻うがいといえば、堀田修先生の本しかないんですね、
上咽頭炎が、アトピーやリウマチなど、他の免疫疾患の改善につながるということ。
もっと一般的になれば良いなと思います。

 

 

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