膣炎・膣カンジダ症にビオスリーが効く!?膣粘膜を丈夫にする細菌についての考察

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女性器に住む細菌たち

「失われてゆく、我々の内なる細菌」 の中に女性の膣の細菌について書かれてあったので、ちょっと深堀り。

女性の膣粘膜にいる乳酸菌は、ドイツの産婦人科デーデルラインさんが発見したので、「デーデルライン桿菌」と総称するそうですが、半世紀以上も前のことでちと大雑把すぎ。

現在はもう少々詳しく解明されています。

女性の膣内細菌を調査した論文

Vaginal microbiome of reproductive-age women.

健康な女性396人を集めて、膣内の常在菌を調査したところ、菌のタイプによって5つのグループに分けられた。

4つのグループがラクトバシルス系の乳酸菌を多く持ち、残り1つのグループは乳酸菌はほとんど見られず、嫌気性の他の菌が別の方法により菌の侵入を防いでいたとのこと。

さらに、人種によって構成のタイプが分かれるらしく、アジア人、白人は乳酸菌系が多い。

なので、アジア人、白人は、ヒスパニック系、黒人と比較して膣内の酸度がやや高いそうです。

 

ビオスリーが膣炎に効く!?

1998年とやや古いのですが、膣炎にプロバイオティクスの「ビオスリー」が効果的だったという論文です。

もちろん日本人。しかも白鷹町立病院という山形の田舎(失礼)の婦人科の先生による発表です。

・Ecological treatment of bacterial vaginosis and vaginitis with Bio-three

16人の膣炎の患者に1日2グラムのビオスリーを適用。

3日後、7名は病原菌が消失、1名は一部消失、トータルで14名に効果があったということですから、かなり良い結果です。

intravaginal applicationとありますので、ビオスリーを直接膣内に入れたようです。

へーーー!と驚きましたが、口腔内の善玉菌「BLIS K12」「BLIS M18」も同じように、プロバイオティックスは粘膜直接投与でもOKなのは当たり前かと思ったり。

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ビオスリーは分包タイプのほうが効きが良い気がします。

乳酸菌、糖化菌、酪酸菌のミックスで60年以上前からあるスタンダードなプロバイオティクス商品です。

 

 

栄養医学研究所の佐藤先生も膣炎(カンジダ膣炎)にビオスリーを薦めてますね

ビオスリー、膣、女性器がらみで調べると色々出てきます。

切迫早産の妊婦にビオスリーを投与して早産治療を行う臨床実験とか、

細菌感染による不育症、流産の予防にビオスリーを処方している産婦人科、などなど。

(※これらは全て経口摂取です)

 

アイハーブだと、オーソモレキュラーリサーチ社の「probiotic-3」がビオスリーと全く同じ菌構成です。

Advanced Orthomolecular Research AOR, アドバンスト・シリーズ、Probiotic-3

オーソモレキュラーリサーチ社のウェブを確認したら、Probiotics-3は日本の「ビオスリー」使ってまっせ〜とはっきり書いてありました。笑

 

ちなみに病院でも処方してくださいとお願いすれば、処方薬としてもらえます。

めちゃくちゃ薬価が安いので言わなきゃもらえません。

 

膣炎を予防する栄養についての考察

女性の膣も消化管と同じ「粘膜」なので、基本的には腸粘膜へのアプローチと同じかと。

粘膜を構成するタンパク質はほとんどがコラーゲンですので、基本原料のタンパク質(アミノ酸)をしっかり。

そして、何と言っても、コラーゲンの生成時に欠かせない「ビタミンC」と「鉄」。特には触媒として働くので、貧血はアウト。

そして、粘膜の上皮細胞をつくるビタミンA

栄養面から考えると腸粘膜へのアプローチとあまり変わりませんね。

 

健康な膣とは?まとめ

性欲も食欲も同じですから、健康的にセックスをエンジョイできる粘膜がマストです。

タンパク質+鉄+ビタミンC、ビタミンA、そしてビオスリーでプロバイオティクス強化

20代、摂取障害で色々不健康の基盤を築いていた頃、膣カンジダ症を繰り返しておりました。

性欲はあるのに、エッチが辛い。あれはしんどいです

献血はいつも断られる貧血娘でしたから、ちょっと激しく楽しむと翌日はヒリヒリ

当時はインターネットもありませんし、栄養療法も知りません。

当時の自分に教えてあげたかったデス..

どうぞみなさまは厚い粘膜で熱いセックスを。(どんなまとめやねん)
 

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