ストレスによる筋緊張にリローラが効いた件
Now Foods, Relora、300 mg、60 ベジカプセル
ストレスを感じた際、仕事中に飲んだところ(午前と午後1錠ずつ)、夕方の肩から背中にかけて感じる緊張感が明らかにありませんでした。
「ストレスによる過食欲求をおさえる」と謳った商品なので、生理前の過食欲求感じる時にも飲んでみました。
過食欲求に効いたかどうかははっきりしなかったのですが、なんとなくリラックスして緩む感触があり、身体の筋緊張・メンタルの不安感は明らかに回避されました。
副腎疲労にリローラが効く!
ストレスを感じている男性35名と女性21名に対し、4週間リローラを投与してみたという論文があります。
4週間後、唾液中のコルチゾールレベルは、偽薬グループに対し平均18%低下、反対にやる気・元気のホルモンであるDHEAは上昇したとのこと。
被験者の体感も、ストレス、緊張感、不安感が減ったと報告してます。
リローラの活用法として、激しいトレーニングによるストレス負荷が大きいアスリートに有効であろうと結論づけております。
コルチゾールは筋肉を破壊するので、ストイックにトレーニングしても結果がついてこないアスリートなんかには良いと思います。
(実際、真面目な人ほど副腎疲労にはなりやすいですしね。)
同じストレスホルモンでも、アドレナリン、ノルアドレナリンが、お役目を終えるとすぐ収束、撤退するのとは対象的に、コルチゾールの特徴は、なかなか沈静化してくれないことにあります。
出過ぎたコルチゾールのは脳の海馬を委縮させ、筋肉を破壊。
海馬は短期記憶を司るので、最近のことを思い出せない、筋力が落ちてくるというのが、副腎疲労の初期段階によくある症状。
副腎疲労に効果的なのは、言うまでもなくビタミンCです。
ビタミンCで副腎に必要な栄養を与えるというアプローチに対し、積極的にコルチゾールを鎮静化させる手段としてリローラは使えそうです。
リローラはストレスによる過食に効く!
リローラはもともとストレスによる過食を抑える効能を謳ったサプリメント。
じゃあ、実際ストレスによる過食には効くのかね?という点を検証した論文がありました。
BMI 25 から 34.9 の閉経前の20歳から50歳の健康な女性、いわゆるBMIお高めのポッチャリさんに対して、二重盲目検査を行ったそう
リローラをを服用したグループでは体重の変化は無かったが、偽薬グループでは平均1.5kgの体重の増加を認めたとのこと。
76%がスナック類の摂取を減らせたそうです。
夜に唾液中のコルチゾールレベルを計測したところ、体重の増加しなかった人ほどコルチゾールレベルが低かったことから、ストレスによるコルチゾールと過食欲求に関係があることは間違いなさそう。
偽薬グループと比較して、リローラ投与グループは寝る前のコルチゾールレベルが低く、被験者の実感も不安感やストレスが減ったとのことです。
リローラは主成分は漢方薬!厚朴(コウボク)と黄柏(オウバク)
米国のサプリメントなんて、なんか怪しい・・、と思われるかも知れませんが、実はリローラの正体は生薬。
厚朴(コウボク)と黄柏(オウバク)の混合です。
厚朴(コウボク)は英語名は「Magnolia officinalis bark」
黄柏(オウバク)の英語名は「Phellodendron amurense bark」
「Relora はMagnolia officinalis barkとPhellodendron amurense barkの特許ブレンドだよ」だそうな。
厚朴(コウボク)は体を温め、緊張や痛みを緩和させる作用があり、健胃、鎮痛、沈静、筋弛緩、中枢抑制、胃運動促進などに効果があるとされてます
黄柏(オウバク)は、解熱、消炎、健胃作用、があり、風邪薬や胃腸薬によく配合されてます
両方ともかなりポピュラーな漢方の生薬で、緊張を緩めたり、炎症を取ったりする作用があるということですね。
「リローラ」という名前は、Next Pharmaceuticals社が2010年に特許・商標登録しており、厚朴(コウボク)と黄柏(オウバク)の混合割合が特許なのだとか。
実はこのリローラと全く同じ成分が入った薬が日本でも売られています。
「御岳百草丸」という昔ながらの胃腸薬なのですが、長くなったので、百草丸についてはまた明日書きたいと思います。
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