虫歯・歯周病じゃないのに口臭が気になる!?口用プロバイオティクスまとめ

口臭は口腔粘膜に住む細菌バランスの崩れが原因

授乳期の赤ちゃんの口はとてつもなく甘くいい香りがします。
母親からもらった細菌フローラでいっぱいのせいなのでしょうか。

なのに老人になると、色々悪い菌が増えて口臭がするようになる。
老人にならなくても若い人でも口臭多いですね。あれは歯医者行ってないんだろうな。

虫歯、歯周病を歯医者に行って治療する、歯磨きをするなどして悪い細菌をやっつけるのが前提ですが、腸と同じでお口の粘膜にも善玉菌というのが存在します。

 

口臭の原因菌をやっつけるお口の善玉菌「BLIS K12」「BLIS M18」

あまり歯磨きしないのに、なぜか虫歯にも歯周病にもならないという人がいます。
S.サリバリウスK12、M18は、そういう人たちの口中から発見された菌。

この細菌「K12」「M18」が作るタンパク質が、口臭の原因となる悪い菌を撃退する抗菌作用があることが分かったそうです。

このタンパク質をBLIS、Bacteriocin Like Inhibitory Substances(菌が生産する菌の抑制物質)と名付けてあります。

口腔用のプロバイオティクス商品はこの「BLIS K12」「BLIS M18」が主成分になっていることがほとんどです。

今までに試した口腔用プロバイオティクスをまとめます。

 

テラブレス社「オーラル・ケア・プロバイオティクス」

こちらの商品
↓ ↓ ↓
TheraBreath, Oral Care Probiotics, Citrus Flavor, 8 Sugar Free Lozenges

テラブレス社はデンタルケア、口腔ケア専門の会社だけあって、質が良いです。

他社のものは小さすぎて、ゆっくり舐めにくいのですが、これは大きさ、溶解性もよく使用感が良好。

難点は高いこと。
8個しか入ってなくて1,000円ちょっとなので、毎日1個使用すると1ヵ月で4,000円しますが、質は最高です。

口腔用のK12、M18が、合計2億単位含まれています。

レビューにもあるように、2億単位というのは、プロバイオティクス商品にして少ないのですが、他社のものよりなぜか効果が高い。
一錠ずつ個別包装なので、菌の保管状態が良いのかもしれません。

持ち歩きに便利なので、主に旅行用・外出用。
夜の歯磨き後、就寝前に舐めておくと翌朝ネバツキが無く、とてもすっきりします。

 

ハイパーバイオティクス社「プロデンタル」

こちらの商品
↓ ↓ ↓
Hyperbiotics, PRO-Dental, Chewable, Natural Mint Flavor, 45 Tablets

ハイパーバイオティクスはプロバイオティクス専門の会社なので、乳酸菌関係がお得意(!?)なので、K12、M18を主軸に、ラクトバチルス属のロイテリ菌パラカゼイ菌をブレンドしたものが合計30億単位入ってます。

「L.ロイテリ菌」は母乳に含まれる乳酸菌、「L.パラカゼイ菌」は花粉症やアトピー性皮膚炎に効く乳酸菌です。

おまけで粘膜に重要なミネラル亜鉛を2mg補足。

使用感も良好。溶解性もテラブレスほどではありませんが、ゆっくり溶けてくれるので舐めやすい。
普段使いにちょうど良いです。

 

ライフ・エクステンション社「スロート・ヘルス」


こちらの商品
↓ ↓ ↓
Life Extension, Florassist, Throat Health, 30 Lozenges

BLIS K12 を20億単位配合
喉用の商品ですが、K12配合なので虫歯予防、プラーク予防にも効きますよって能書きしてあります。
もちろん喉の不快感にも効きます

ライフ・エクステンション社は普通のサプリの会社なので、シンプルな構成で安い。

普段使いに良いです。
寝る前に、歯磨きの後にゆっくり口で溶かすのですが、溶解性はあまり良くなく、途中でボロッとくずれますが、安いのでそこは文句言わない。

 

日本製の口腔用プロバイオティクスBLIS K12配合の商品

日本製だとフェアユングという会社が出してます。
K12が20億単位、亜鉛配合。内容からして良品だと思う。

 

サプリで有名な某大手も出してますが、トランス油脂を始めとした添加物てんこ盛りなのであまり・・(以下略

還元麦芽糖水飴(マルチトール)入り。
肝心のK12はグラムで表示、単位はなし。ということは、どれくらい入ってるか分からない、、というありがちなパターン。
この値段だとほとんど入ってないかもしれない・・。
日本のサプリ大手の商品は、あまりオススメすることはありませんが、一応参考情報。

 

口腔用プロバイオティクスの注意点

口腔用プロバイオティクスに限ったことではありませんが、総じてプロバイオティクス商品は劣化が早いのでは?と想像してます。

劣化という表現はアレですが、製造時に30億単位のK12菌を配合してても、保存されている間にかなり減少するということです。
だって『菌』ですから。

個別包装のテラブレス社のものが、配合量は少ないのに一番効果を感じるというのも、その辺に理由がある気がします。

ハイパーバイオティクス社なんて「工場出荷時は30億入ってますけど、消費期限までに10億まで減りますよ」と能書きしてますし。

ですので、まとめ買いせずに、購入したら1ヵ月以内でとっとと使い切るのが賢明だと思います。

 

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