三石巌先生の『健康基本知識シリーズ&健康自主管理システム』
まごめじゅん
分子栄養学を学ぶ方におススメの本のご紹介です。
分子栄養学を学んでいる方、栄養療法にはまってる方、などなど栄養マニアさんにおすすめな三石巌先生の著書。健康基本知識シリーズと健康自主管理システム。
健康基本知識は全3冊、健康自主管理システムは全5冊あります。
私が手元に置いているのはこの3冊です。
『老化と活性酸素』 シリーズ中では一番好き
『ビタミンC健康法』
『ビタミンE健康法』
これらのシリーズ、後半に記載のある具体的な症状との関係が素晴らしい。
頭痛、関節痛、高血圧、生理痛、更年期障害などなど。
医者に診てもらうほどでもない、されど気になる地味な症状が、こんな風に栄養素と関連してますよと、簡潔・明瞭に説明してあります。
文字情報ばかりで挿絵や図解は少ないです。
でも飽きない。面白い。
三石先生がまるで横で語り掛けているような、そんな文体だからでしょうね。
正直なところ、知識としては古い部分もあるのですが、分子栄養学の基本となる考え方は普遍的で今改めて読んでも「なるほど」と感じます。
栄養学に対するブレない想いに、温かみのある文章力が加わって、いまだ多くの人を魅了し続ける。一時代を築く人って、やっぱ違うよなあ。
ちなみに、こちら内容は中級者向け。
ある程度知識が増えてきたところで読むと、ああそういうことなのね!と、点と線が繋がります。
分子栄養学の初心者さんは『医学常識はウソだらけ』のほうを先に読んでくださいね。