【カンジダ膣炎】女性器・膣内の細菌叢を整えるプロバイオティクス

膣内の細菌叢を整えるプロバイオティクス

まごめじゅん

女性器、膣内の細菌叢の状態を整えるプロバイオティクスをご紹介します。

女性器のための飲むプロバイオティクスがあるってご存じ?

ご存じのとおり、健康な膣は膣内に住む菌によってPHが酸性に保たれています。

膣炎や、カンジダ症、かゆみやおりものなど、女性器のトラブルは膣内の常在菌バランスが崩れたときに起こりやすくなります。

腸と同様に、膣の中も乳酸菌が守っていてくれているわけです。

こちらはそんな女性器の細菌叢を整えるプロバイオティクス商品。

女性器用といっても、膣座薬ではありません。経口摂取するもの。

口から摂取した菌が、膣内の菌になる!?

なんだか変な感じなのですが、実際に効果ありという報告がけっこうあるのです。

経口投与されたプロバイオティクス製剤は、女性の膣微生物叢を改善する可能性あり。対象は乳がんでホルモン療法・化学療法を受けて膣萎縮のある閉経後の女性。

Influence of Orally Administered Probiotic Lactobacillus Strains on Vaginal Microbiota in Women with Breast Cancer during Chemotherapy: A Randomized Placebo-Controlled Double-Blinded Pilot Study.,Breast Care (Basel). 2017 Oct;12(5):335-339.

プロバイオティクスサプリメントが膣の微生物生態系にプラスの影響を与える可能性があることを示唆しています。対象はボランティア40名、4週間。

Effect of oral consumption of capsules containing Lactobacillus paracasei LPC-S01 on the vaginal microbiota of healthy adult women: a randomized, placebo-controlled, double-blind crossover study., FEMS Microbiology Ecology, Volume 96, Issue 6, June 2020

一方こちらは、プロバイオティクスサプリ摂取後でも膣内細菌叢には変化なかったよという結論ですが、対象者が妊娠初期の女性ということで、ちと特別な気もする。

プロバイオティク(スラクトバチルス菌株GR-1およびロイテリ株RC-14を12週間使用したがプラセボ群との有意は差はなし。対象は妊娠初期の女性。

Effect of Oral Probiotic Lactobacillus rhamnosus GR-1 and Lactobacillus reuteri RC-14 on the Vaginal Microbiota, Cytokines and Chemokines in Pregnant Women., Nutrients. 2020 Feb; 12(2): 368.
粒が小さくて飲みやすい。

膣内細菌叢を整えるプロバイオティクスの菌の種類

女性器用のプロバイオティクス商品は、腸内用と何が違うのかというと、使われている菌株です。

なんでも、乳酸菌の「GR-1」と「RC-14」という菌株は、女性器に住み着くカンジダ菌の種類に強い拮抗作用を示すそう。

「GR-1」は、ラクトバチルス・ラムノサス菌、「RC-14」はラクトバチルス・ロイテリ菌です。

プロバイオティクスのラクトバチルス・ラムノサス GR -1、および ラクトバチルス・ロイテリ菌 RC-14は、外陰膣カンジダ症の原因となるカンジダ・グラブラータ株に対して強力な抗真菌効果を示します。

Probiotic Lactobacillus rhamnosus GR-1 and Lactobacillus reuteri RC-14 exhibit strong antifungal effects against vulvovaginal candidiasis-causing Candida glabrata isolates.,J Appl Microbiol. 2015 May; 118(5): 1180–1190.

常在菌のバリエーションには個体差が大きく、腸のプロバイオティクスと同様に効果ある・なしの個体差が大きいと思います。

なので、いろいろ試してみるしかないのですが、そんな中でもこちらは「良かったです」と高評価をいただくことが多い。

  

お通じが良くなったなど、腸内環境改善にも効果あるようです。まあ当たり前ですが。

カンジダ膣炎以外にも、おりもの、かゆみ、乾燥、臭い、などにも。

それにしても。。経口摂取する菌が膣内にも影響するということは、常日頃から発酵食品など良質の菌を食事から摂取するってやはり大事だなと思いました。

我々は”菌”との共存共栄の中で生きています。発酵食品を毎日食べること、消毒し過ぎないこと、意識しましょう。

  

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