睡眠と炎症に関するメタ解析
まごめじゅん
炎症を抑えるベストな睡眠時間は何時間だと思いますか?
先週の実践講座、午後の宮澤先生の講義の資料より、睡眠と炎症に関するレポートが気になったので抜粋します。
合計72件の研究をまとめたメタ解析。研修対象となった人数は全部で5万人以上。かなり信用度高めです。
こちらによると、
- 睡眠障害はCRP、IL-6、TNFαの炎症マーカーを増加させる
- 6時間未満または8時間を超える睡眠は、炎症レベルを上昇させる
睡眠時間は長すぎても短すぎてもダメ。
8時間以上の睡眠は、睡眠が浅いために長時間に伸びている可能性が高く、寝ているようで実は寝ていないとのこと。まあ経験上納得。
身体を炎症体質にしない、ベストな睡眠時間は7時間~8時間がファイナルアンサー。
慢性炎症の原因3つ
栄養を効かせるなら、無用な炎症を抑えるのが鉄則です。
なぜなら、炎症があると栄養素が効かないから。
炎症があると、栄養素が過剰消耗されるので、必要なところに回りません。
ちなみに、覚えておきたい慢性炎症の元は以下3つ。
- 肥満(内臓脂肪)
- 食事(高脂肪+高糖質)
- 6時間未満、または8時間を超える睡眠
抗炎症を考えると、①腹回りがシュッとしてて、②食事が低糖質&高たんぱくで、③睡眠は7~8時間が理想ということですね。
今日のポイント
慢性炎症を起こさないベスト睡眠時間は7~8時間