「治ってほしい」そう思った時点でケアすべきは自分自身~家族のための栄養療法~

ご家族のための栄養相談の注意点

「母親の体調の件です」
「主人のことなのですが」
「子供の体調のことで」

このようなご家族のための
栄養相談のケースには
注意点があります。

実は、依頼者(ご相談を
もってきた方)ご自身が
栄養状態が良好でなく、
無自覚の体調不良を
抱えている確率が高いです。

  

この場合、まず最初に
肉体的、精神的な健全さを
回復させたほうが良いのは
ご相談者自身のほう。

でないと、ご家族のかたも
栄養でケアうまくいきません。

いわゆる「相互依存」てやつなんで。

自分が「相互依存」なのかどうかチェックする方法

とは言ってもですね、体調が悪く、
苦しい状況の渦中にいる場合、
自分が相互依存かどうか
自分で判断できるひとは
そうそういません。

”自分自身”が
一番分からない

人間はそういう生き物です。

  

そんなあなたに簡単な
チェック方法を教えます。

対象であるご家族に
以下3つのような
マイナスの感情を感じる
ときは、もしかしたら
相互依存かもしれません。

心配
不安
怒り

  

例えば、

「子供に影響ないでしょうか」心配
「主人の体調が気になります」不安
「母親が聞く耳を持たないです」怒り

一見、愛情のようですよね。
実はこれ「他者への支配」です。

  

自分自身に満足できない、
自分が満たされないから
他者を支配することで
自分を満たそうとしているのです。

  

人間が持つ感情には
すべて目的があります。

ネガティブな感情の目的は、
理屈抜きに他者を支配することです。

(自分自身を支配するケースも
ありますがここでは省略します)

  

自分が満たされないので、
他者を支配して自分を満たしたい
という欲求の現れなのです。

身内の場合は、これを
「愛情」だと勘違いしやすい。

  

心配、怒り、不安

これら3つの感情を、身内に
強く感じているなあと思ったら、
自分自身を満たすサインだと
思ってください。

ご家族の栄養療法の成功パターンとは?

もしも、依頼者ご本人が
満たされていている前提で、
以下のような場合は、
成功例が多くなります。

・ ご家族が栄養療法を
やってみたいと希望していて
それをサポートしたい
・ 症例としての観察対象
・ 純粋に興味があるだけ

自分の感情を確認してみましょう。

分子栄養学カウンセラーの方もご注意を

栄養カウンセラー自身も
実は全く同じです。

相談者に対して
「治ってほしい」
という想いが強い場合、
カウンセリングが必要
なのは自分自身です。

  

クライアントを心配して、
世話を焼いて、
不安を感じて、

「私がこんなに
提案しているのに、
なかなか言うことを
聞かないのよ~」

やきもきすれば、

クライアントと
カウンセラーの
相互依存は簡単に
出来上がりです。
  

クライアントは
ずっと改善しない、
そして自分自身も
副腎疲労コースですけどね。

家族の栄養療法・まとめ

ご相談内容が、
依頼者自身のことではなく、
ご家族や第三者の場合は、
まずは依頼者自身の
メンタルを確認すること。

そして依頼者自身の
副腎疲労、低血糖症状、
自律神経をバックアップ。

相談者ご自身に余裕が
出来てきたところで
ご家族の栄養ケア。

ゴールまでのプランが
立てやすくなります。

だいたいこのルートで
ご家族まるっと改善します😊
どうぞご参考ください。

   

   

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