女性ホルモンと肝臓の酵素(ALT/ALP)の関係
FBで菊池先生が教えてくれた論文。
259人の女性を対象に、
生理2サイクル分のデータを
集めて調べてところ、
ALT値はプロゲステロンと
負の相関関係があり、
ALP値はエストロゲンと
負の相関にあるとのこと。
ALT値は、4.0程度
ALP値は、8.8程度
変化があるそうです。
![](https://vitaminj.tokyo/wp-content/uploads/2020/08/2a831ec055ed4fee4e1d0936ea40500d-4.jpg)
ALTなんかは、
例えば15.0と11.0では
かなり印象が違います。
ちなみに、この変化は
BMI30以上になると
小さくなるそうです。
ALT値、ALP値ともに
生理直後が高く、
生理前になると低くなる
という風に覚えておいて、
栄養療法やってる方は、
毎回の採血するタイミングを、
生理後1週間以内など、
決めておくとよいかも。
あと妊娠してるときの
データはかなり影響受ける
ってことですね。
今日のポイント
・プロゲステロンはALT値に、
エストロゲンはALP値に影響する。
・生理前より生理後のほうが
ALT値、ALP値は高めになる。