甲状腺機能にトラブルが生じているときの心理的背景
甲状腺機能になんらかの症状があるときの心理的な背景についてです。実は、私自身が経験者です。
甲状腺機能に関連する症状の心理的背景は、一言でいえば”ワタシは被害者”です。
例えば、「○○のせいで、私はやりたいことが出来ない」
○○に入るのは、職場などの環境、親や子供など身内、金銭など物理的なモノ、などなど。
甲状腺機能は代謝のためのホルモンです。
自分の能力を発揮できない感覚(内面の状態)が先にあり、身体が代謝ホルモンを下げて、いうなれば電池切れの状態を自ら作りだしています。
甲状腺機能機能低下症の場合は、「私は犠牲者」 「私は被害者」という、あきらめのような消極的表現であるのに対し、亢進症の場合は「私を認めて」 「私を大切にして」という能動的表現であることが多いです。
私自身が経験した甲状腺機能低下症の心理的背景
ちなみに、私も甲状腺機能低下症で、しばらくチラージンを服用していた時期があります。
その当時、私は会社員でした。自分で自分の能力をうまく使えていないもどかしさを日々感じていました。
生理学的には、糖質制限を間違った方法で行ったことで、代謝に影響があったのかもしれない、
それと並行して、冒頭のような心理的背景を持っていたこと、おおいに自覚がありました。
ちなみに、甲状腺機能低下症は治らない、”一生付き合う症状”的な解釈がお持ちの方が多いのですが、私の周りではけっこうあっさり治す方多いですよ。
病気・症状は心理的欲求の身体的表現
内面に在る心理的欲求と身体の外的表現は不思議なほどに一致しています。
心理的な背景に介入することで、病気・症状に対する捉え方が変わります。
結果的に”改善する”効果が得られます。
脳の使い方が変わることで、エネルギー代謝に変化が起きるのでは?とにらんでます。
「症状を無くしたい」「病気を治したい」という問題回避の思考パターンでは、脳のエネルギーロスが止まらず、症状を改善させる余力を確保できません。
症状・病気も自身の内面の表現である、ならばその表現法を見直せばよいのだ、症状・病気に対して主体的にコントロールするのは自分自身である、この意識の持ち方が身体の代謝を変化させるのです。
甲状腺機能に何か症状がある場合、「私は被害者」という感覚をもっていませんか?
気付きがあればエネルギー代謝が変わります。
ぜひ内観のきっかけにしてみてください。