【カウンセリングの基本的な考え方について】身体と心と分けて考える

【カウンセリングの基本的な考え方について】身体と心と分けて考える

今週はカウンセリング三昧でした。
以前は1日1回でヘロヘロでしたが、
最近は3人くらい全然平気です。
慣れってこわひ。

今日は、毎回、毎回カウンセリングで
お伝えしている基本的な考え方についてです。

 

人間の身体は「魂」が乗った乗り物です。

 

体調が悪い、
身体がいうこと効かない、
ウツっぽい、
風邪ひきやすい、
○○(病名)と診断された、etc.

身体が調子悪いというのは
車の車体(車両)が傷んでいるということ。

 

経年劣化というよりも、
間違った運転で、
痛みが目立つようになった(未病)
もしくはぶっ壊れています(病気)

 

この場合、車両のメンテナス、ケア
をする必要があり、
それが栄養や、食事、睡眠など
いわゆる身体のケア方法です。

 

重要なことは、なぜ、
人よりも早く車両(身体)が
傷んでしまうのか?

ここも一緒に押さえないと、
いくら栄養素でメンテナスしても
ただの対処療法。

その根本原因にアプローチしなければ
意味がありません。

 

人には、だれしも、その方が
もって生まれた宿命というか、
テーマのようなものがあります。

そのテーマに合った生き方をしなければ、
身体が無理をするので、車両が壊れます。

「あなたに合った生き方はこれじゃない」
と身体が教えてくれている、
と言い換えることも出来ます。

 

「人生のテーマ」というと壮大ですが、
いわゆる「心のときめき」がそれです。
要はあなたの「好きなこと」です。

神様は、その方の「心のときめき」という形で、
持って生まれた「本来の生き方」が分かる
という仕組みに人間を作りました。

身体の不調を訴えるかたは、
みなさんテーマを間違っています。
無意識に生き方の選択を間違っている人が多い。
(てか、ほとんどそう)

 

なぜ、生き方の選択を間違うのでしょう?

例えば、
「親に好かれたい」
「友達に仲間はずれにされたくない」
「社会人としてちゃんとしなきゃ」
「苦労した親みたいにはなりたくない」

いわゆる’やっかいな潜在意識’
というものが、子供のころから
心の奥底にインストールされてしまい、
生きる基準が、その方のテーマと
大きくずれてしっているのです。

 

ここに気付いてくれると、
身体の不調は本当に早く治ります。

どうやって、その方のテーマ(生き方)
に気付いてもらうか?

現在のところ、私は’ある方法’で
その方の生き方の方向性を確認する
という技を使っております。

 

一例をあげます。

母子両方でたいへんな栄養欠損があったケース。

この方は、母親業にいそしむのではなく、
バリバリ外で働いて、自己実現をする生き方が
合うタイプでした。

本来の自分を殺しながら生きているので
身体もこころも疲弊しており、
そういう母親を見て育つお子さんにも
負の影響が出ていました。

 

 

おそらく、、このままいけば
いわゆる「母子の相互依存」
になったかと思われます。

こういうケースで、栄養面だけの
アプローチでは無理です。

 

栄養をあれこれ工夫しても
それを吸収するお腹が
全く受け付けないので
限界があります。

栄養を吸収、代謝できない
本当の原因に気付いてもらうこと
そこまで出来るとかなり前進です。

 

こちらがアドバイスするのは生き方の
方向性だけです。

その具体的な内容は、その人が
「ときめき」を感じて
見つけなければなりません。

でも、副腎疲労の方の多くの方は、
「ときめく」ためのエネルギーさえ
失っている方がほとんどです。

 

栄養で身体をケアしながら
心のエネルギーをチャージ
しなければならないのですが、
「チャージの方法が何か分からない」
という方がほとんど。

 

その場合は「こうやって
見つけてみてはいかがでしょう?」
という方法だけご案内しております。

エネルギーのチャージ方法が判明すれば、
「ときめき」が戻ってきますので、
生き方のテーマ、方向性の内容が
わかってきます。

 

魂(心)のエネルギーチャージの方法は
人によって違います。

何が自分にエネルギーを与えてくれるのか?
見つける方法だけ助言して、
あとは行動するのかどうかは、
クライアントさん自身の問題です。

 

カウンセラーは助言するだけで、
余計な負担を負わない
というのも大事なポイント。

これは「クライアントさんの課題」です。

アドラー心理学でもおなじみの
「課題の分離」をはっきりさせないと、
カウンセラー自身が消耗します。

 

 

車両にもいろいろあります。
人によって、持って生まれた車が違うのです。

ある人はスポーツカー、ある人は軽自動車、
それぞれに応じたメンテナス方法があります。
ここは栄養の知識が重要な部分です。

 

糖質制限、ケトジェニックが最適な人もいれば、
炭水化物を主体にしたほうがうまく動く車の人もいます。

その方に合った、栄養の摂り方、食事方法
つまり車のメンテナンス方法があるのです。

これを判断するのに、
「データをもって判断する」
という分子栄養学実践講座で
学んだ知識がたいへん役に立ちます。
ここは経験と知識が活きる部分です。

 

以上、カウンセリングで何をやっているかというと
栄養面、食事面のカウンセリングが半分

なぜ身体がそのような状態になったのか?
根本原因を探る、つまり生き方の方向性、
ご自身の「ときめき」にどうやって気付くか
というハナシが半分です。

 

たまに、生き方の方向性も、
魂のエナジーチャージ方法も問題なく、
車のメンテナンス法、ケア方法だけ
伝授して終わり、というパターンも
ありますね。
だいたい10人に1人くらいの割合かな。

そういう方ももちろんウェルカムです。

以上カウンセリング業でなにをしているか?
というお話でした。

 

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