【口は腸の一部】口腔環境のチェックしないで栄養療法を語るべからず

自分の主治医に呼ばれて講師しました

先日、歯科医師、衛生士など
歯科関係者の方々の
勉強会にお呼ばれしまして、
「歯科と分子栄養学」について
お話させていただきました。

 

オープンセミナーではなく、
関係者向けのクローズ勉強会や
社内研修へ呼んでいただくのは
わりとよくあるお仕事なのですが、

今回はちょっと特別でした。
なぜかというと、、、

お声がけいただいた主催者が
自分の歯科の主治医だったからです!汗

 

私が今の仕事で独立する前、
会社員時代から通っている歯医者さんでして、
こちら★で書いたとおり、
鉄サプリが全く効かないときに、
歯根治療の件で泣きついて、
大工事をやっていただいたドクターです。

 

正直申しまして、、
自分の歯科主治医は、
栄養療法とは全く無関係
であるほうが好みです。

なぜかと言いますと、
(栄養療法に知見のある歯科医なら)
お口の中の見ることで、
その方の精神状態も普段の食生活も、
バレバレだからです(/ω\)イヤン

私にとって、血液データと
口の中を見られることは
裸を見られるのと同じくらい
恥ずかしいことです
(いや、別にヤマシイことが
あるわけじゃないけどね)

 

というわけで、自分の主治医は
栄養療法とは全く関係ないドクターのほうが
通うのに気楽だったわけですが、

まさか主治医側が分子栄養学に
興味をもつとは思いもよらず。
(いや、めっちゃ嬉しいんですけどね)

 

会社員を辞めて歯科医師になった永谷先生。
夫婦でお世話になっております。

 

私の通うクリニックはこちら(↓)

渋谷の歯科・歯医者は「抜かずに残す」|根管治療の匠デンタルクリニック| 東京都渋谷区渋谷駅前

 

お口は腸

「消化管」と言ったらどこを思い浮かべますか?

小腸?胃?
それとも食道?

たぶんそのあたりかと思うのですが、
「お口」をイメージする人は
少ないのではないでしょうか?

でも口も消化管なのですよ。

 

腸脳相関」という言葉があります。

腸は心(脳)とつながっています。

心(脳)で感じるストレスは
腸が緊張して便秘になったり
お腹を壊して下痢したりします。

逆に、乱れたお食事で
腸内細菌をはじめとする
腸内環境が荒れることで、
心(脳)がストレスを感じて鬱になったり、
メンタルがやばくなったりするのは
昨今よく知られるようになりました。

 

腸脳相関の「腸」とは
消化管全体のことです。

胃も含みます(だからストレスで胃がやられます)

当然ですが「口」も含みます(ここ重要)

「歯を食いしばって頑張る」とか
「歯をかみしめて残念がる」という慣用句があります。

あれは実際にストレスを感じると
人間は歯を食いしばったり、
噛み締めたりするからです。

 

ストレスの多い方、
副腎疲労で低血糖を起こし
過緊張が続いている方、
自律神経のバランスが悪く
よく眠れていない方、などなど

そういった方々の口腔内は
舌に歯型がついていたり、
骨隆起があったり。

当然ですが、普段忙しくて
お食事が糖質過多だったり、
添加物だらけの柔らかいものばかり
そういった方々の口腔内は
虫歯や歯周病だらけですから、
「生活の荒れ」が「口腔内の荒れ」
なのです。

 

つまり、お口は脳(心)を表すのです。

腸脳相関の腸とはお口も含みます。
消化管はお口も含めて消化管
腸と地続きなのですから当たり前。

自分のセミナーでも言い続けていることなのですが、
栄養療法、分子栄養学において
お口の中、歯の状態は絶対外せない
チェックポイントなのです。

 

この記事が気に入ったら 「いいね !」 してくれるとうれしいです

Twitter で

募集中のセミナー