揚げ物がなぜ身体によくないのか?
鶏のから揚げ、天ぷら、コロッケ、
とんかつ、エビフライ、etc.
揚げ物って美味しいですよね。
人間は「飢え」というものを
遺伝子レベルで「リスク」と
プログラミングしてますから
カロリーの高い油を
「美味しい!」と思うのは
身体の仕組みとして
正しいということです。
が!だからと言って、毎日揚げ物だと
身体は確実に老化スピードを早めます。
まず、外食の油、これは
ほとんどがリノール酸豊富な
コーン油やキャノーラ油、大豆油
などが使用されております。
なぜか?
遺伝子組み換えの原材料なので
圧倒的に安いからです。
リノール酸という脂肪酸は
高温になるとヒドロキシノネナール
という細胞毒性のある物質を
作ります。
ヒドロキシノネナールは、
アルツハイマー、パーキンソン、
筋萎縮性側索硬化症など、
神経変性疾患との関係が
確認されています。
揚げるときに高温になるのも
ノネナール発生につながりますが、
そもそも市販の廉価な揚げ油は
溶剤抽出法で製品化されており、
種子を溶かした溶剤(ベンジン)を
揮発させるときに高温にするので、
製品化されてる時点でノネナールが
発生しているかもしれない。
実際に、200万人近くの追跡調査で
揚げ物の摂取頻度が高いと、
心血管死亡リスク高いとされています。
アトピーや花粉症、アレルギー疾患、
リウマチなどの免疫疾患、各種炎症系
の慢性疾患。
現代人を困らせるこれらの病気は
全てリノール酸の過剰摂取と関連
しておりますから、
油をたっぷり吸った揚げ物は、
高リノール酸食という点でも
おすすめできないシロモノ。
お酒のおつまみに揚げ物は最悪
ちなみに、ヒドロキシノネナールは
アルデヒド類です、
そうです、お酒を飲みすぎると
身体に溜まって二日酔いになる毒性物質、
あの「アセトアルデヒト」とご親戚です。
ということは、ヒドロキシノネナールも
肝臓の解毒酵素が必要ということ。
もし、お酒のおつまみに「鶏のから揚げ」
を食べると、肝臓はアセトアルデヒトと
ヒドロキシノネナールの2つのアルデヒドを
解毒することになります。
肝臓にとって「ビール+鶏のから揚げ」は
過重労働のブラック企業です。
確実に毒が身体に溜まって老けが早まり
病院のお世話になる確率が高くなります。
これから夏本番です、
冷えたビールが美味しくなる季節
常日頃「コノヤロー」と思う
モラハラ夫には鶏唐揚げを
おつまみに出しましょう。
旦那さんにはいつまでもカッコよく、
若々しくいて欲しい場合は、
肝臓の解毒を助けるアミノ酸
「メチオニン」が豊富な枝豆とか
疲労回復効果のあるアミノ酸
「タウリン」が豊富なタコの酢の物
あたりがお勧めかと存じます。
賢い奥様方、どうぞご参考ください。