【オイルは何を使ってます?】うちで使ってるオイルを並べてみました

分子栄養学基礎講座「脂質の理論と実践」

毎月分子栄養学をもとにした初心者向け栄養学セミナーをやってます。

先日は脂質講座を終了しました。

 

まず最初にタンパク質講座が出来て、糖質講座が出来て、それから脂質講座が出来上がるまでに1年近くかかりました。

 

脂質を初心者にも分かりやすく、必要な知識を網羅してお話するのは至難の技、コンテンツを作るのにえらい時間かかりました。

努力のかいあって自分でもよい感じで仕上がったと思います。

 

よくある脂質セミナーとは違って、何を選ぶかという単純な話にとどまらず、

データから診たときの脂質代謝の個人差の見分け方や、消化吸収のメカニズムもお伝えすることができました。

こういった見方は、分子栄養学ならではの観点です。

 

最近のセミナーでは終わりにアンケートを取っているのですが、「とても良かった」が9割近く、あとは「良かった」

満足度は100%。エッヘン!!

実は9割の方がリピータ様でしたから、もともと私のセミナーのレベル感を知っていらっしゃる方がほとんどなので、この結果は当然と言えば当然かもしれません

でも新シリーズをリリースする際はやはり気を使います。良い結果にホッとしてます。

 

ご参加頂いたみなさまありがとうございました。

セミナーリクエストは随時受け付けます。Line@でお問合せください。

うちで使ってるオイルを並べてみました

うちで使っているオイルを並べてみました。

使いやすくて実用的、且つコストバランスが良い点を重視しています。

年中うちの台所に居座っているのはこちらのメンバー。

 

① 鹿北製油「国産なたね油」

国産の非遺伝子組み換え、無農薬栽培の菜種で作られた菜種油。

いまだに昔ながらの圧搾法で作っており、精製段階でも薬剤を一切使わずろ紙で濾してます。

スーパーのサラダ油を使っていらっしゃる方は、濃い琥珀色にビックリするかもしれません。

でもそれが豊富なカロティン・ポリフェノールを含んでいる証拠なのですよ。

 

② アルドイノ「エキストラヴァージン オリーブオイル」

味と価格のバランスが良く美味しいエキストラヴァージン オリーブオイル。

国内と一流イタリアンレストランのシェフがお店で使用しており(確か片岡シェフがお使いになっていたはず)、

製法も濾さずに沈殿物を取り除くだけなので、ポリフェノール豊富でフルーティです。

なんと言ってもどこのスーパーでも割とよく見かけるので買いやすい。ストレスなく入手できるというアクセサビリティは重要ポイント。

 

③ アボガドオイル

脂質構成はオリーブオイルと同じでオメガ9がメインです。

オリーブオイルのクセが料理と喧嘩するなあと思うときに使用します。

匂いもクセもなくたいへん使いやすいオイル。主にドレッシング用。

Kevala, アボカドオイル、 8液量オンス (236 ml)

 

④ ココナッツオイル

中鎖脂肪酸でブレイクしたココナッツオイル。

魚介類のソテーやカレーを作るときに使います。

いろいろ買ってみましたが、Artisanaのものが一番おいしいです。

Artisana, オーガニックス、生ココナッツオイル、バージン、14 液量オンス (414 g)

 

⑤ アムールのギー

バターを蒸留したギー。ムニエルやホワイトソース、炒め玉ねぎなど洋風にはこれ。

たいへんおいしいですが、バターほどくどくならない。

たしかに高いのですが、これ1個買うとかなり持ちます。あまりコスト高の印象はありません。

ちなみに両国にアンビカというインド食材店がありまして、そこで買うと2個で3,000円です。

 

⑥ ラード

一番右は自前のガラス容器に入れ替えているラードです。

とんかつを揚げるのに1度使用したものを濾して炒め物や揚げ物に使っています。

色も匂いも全く変質なし。さすが長鎖脂肪酸。

 

荏胡麻油もちょいちょい登場しますが、いつも常備ではありません。その理由はセミナーでもお伝えした通り。

これらの商品ですが、これがベストチョイスというわけではありません。

この世界はこだわれば青天井、上級者は上を目指せばよいと思いますが、料理は毎日のことです。

「購入する、使う」この一連の流れにストレスがないことを優先したほうが良いです。

 

そして生産者へのリスペクト。

油とはもともと植物が次世代存続のために、全身全霊を傾けて種子の中に保存した貴重な栄養素。

そういった自然の恵みを我々に届けてくれる生産者へ、お金を使って投票するのは多少なりとも食に携わる者としての矜持であります。

 

こだわるけれども、肩の力は抜く。

自分にとって心地よい消費スタンスで身体をメンテナンスしていきましょう。

 

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