ミトコンドリア機能と腸内細菌は母親から遺伝する

ミトコンドリアは100%母親から遺伝する

 

私たちの身体の細胞の中でエネルギーを生み出す工場「ミトコンドリア」

このミトコンドリアは100%母親由来です。

 

卵子と精子が合体して受精卵になる、その初期の段階で、精子からのミトコンドリアはオートファゴソームという膜で包まれ、まるで卵子の細胞に食われるように無くなってしまうことが知られています。

こうして子供に受け継がれていくミトコンドリアは、すべて母親の卵子由来のものが起源となります。

 

昔、村上龍のエッセイに「すべての男性は使い捨てである」というフレーズが出てきてやけに印象に残った記憶がありますが、分子栄養学レベルでも男子は割と使い捨てな感じです。笑

 

腸内細菌も母親からのプレゼント

あともう一つ、そのほとんどが母親遺伝となるものが腸内細菌です。

 

赤ちゃんは産道を通ってくる際に、鼻や口を膣壁に無理やり押し付けられます。

膣内にいる常在菌が、赤ちゃんが獲得する最初の細菌となり、ほぼ無菌の赤ちゃんの腸内に最初に住みつく住民となります。

そのため妊娠後期になると、膣内のビフィズス菌と乳酸菌濃度が高くなるそうです。すごい自然のメカニズムですよね。

 

膣内と腸内の細菌は連動していますので、腸内細菌の状態がよくなければ、膣内の細菌の状態も悪くなります。

実際に調査してみると、乳幼児の腸内細菌の構成は、その母親の腸内の菌の構成とそっくりらしいです。

 

なんだか世の母親にはプレッシャーを与えそうな情報ばかりですが、

神経質に気にすると余計な酸化ストレスをミトコンドリアに与えることになりますし、腸内細菌にもアドレナリンのレセプターがあって、ストレス状態は良い菌が減って悪い菌が増えるので、お母ちゃんになる方はストレスなく自分を大切に生きてくださいまし。

 

 

母親の呪縛からどう解放されるのか?

先日、ある結婚カウンセラーの方から「母親にノーと言えない人は幸せな結婚が出来ない」というはなしを伺いまして、「親毒」とか「母親の呪縛」が強いと良いご縁にも恵まれず結婚生活もうまくいかないそうです。

 

心理カウンセリングにおいても、母親からの自立は一つのテーマとなります。母親から与えられた価値観がその人の一生を左右する、いわゆる「アダルトチルドレン」ですね。

 

結婚カウンセラーの方曰く「母親の呪縛はこれに’気付く’ことが大事、自分のこの部分に母親からインストールされたプログラムがあるのねと気付くことで、プログラムが動作したり、場合によってはアンインストールすることが可能ですから」とのこと。

 

分子栄養学でも腸内細菌とミトコンドリアは大きなターゲットです。

ほとんどの症例で、ミトコンドリア機能と腸内細菌の状態を改善することが治療につながります。

「母ちゃんから粗悪な腸内細菌とミトコンドリアを受け継いじゃったよ~、まいったな~」という場合、これもそう分かった時点で解決方法が見えていますよね。

腸内細菌を改善する方法はいくらでもあります。

ミトコンドリアも栄養や運動で活性化するアプローチをとることが可能です。

業界は別ですが、お互いの世界観に共通点があって楽しい会話でありました。

 

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