【分子栄養学・栄養療法】血液データを確認する意義

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血液データを確認する意義

個別のカウンセリング、症例検討会で、毎日なにかしらの血液データと向き合ってます。

データは実に饒舌です。

その方の食事の嗜好やライフスタイル、お悩みの内容をとてもよく反映しています。

 

データを確認する意義は 個体差の確認 です。

ある食事療法が、ある方にはピッタリだけど、ある方には合わない、ということがよくあります。

それなりの理論に裏打ちされた健康法なのに、健康になるどころか健康を害することさえあります。

そういった違いは個体差によって生じます。

一例を紹介します。

 

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「食事の嗜好が身体を作り、身体が食事の嗜好を作る」

なんの変哲もない、ごく普通の男性(30代後半)の血液データです。

健康診断ではいつもA判定。一般的な解釈では「健康優良児」と判断されるデータです。

しかし、分子栄養学を勉強された方ならもうお気づきですよね、

いろいろなところでタンパク質不足の傾向がちらほらと散見されます。細胞膜も弱くなっています。

 

男性にしては薄い血液、お酒も割と量を飲むわりにかなり低い酵素活性。

今はお元気ですが、ちょっとストレスの強い環境だと気分が沈みがちで「プチ鬱」になる傾向のある方かと推測されます。

けっして闘争心が強く「コノヤロー」と熱くなるタイプではありません。分画を見れば明らかです。

 

ざっくりとデータで推測したあと、食事の内容を確認します。

「お好きな食べ物は?」とお尋ねすると「フルーツ」という回答。

うんうん、ですよねー、データが物語るとおりです。納得。

 

この方の場合、明らかに消化力の強いタイプではありません。

コレステロール値を見れば、脂ものが消化できるかも怪しい。

酵素活性を見ればタンパク代謝がよいわけではない。

 

つまり、たっぷりタンパク質が食べられる胃腸をお持ちでないのです。

食べられないから好きな食べ物が「フルーツ」なんです。

「フルーツ」を好むからタンパク質不足が加速します。

食事の嗜好が身体を作り、身体の状態が食事の嗜好を作るというわけ。

 

もしこの方が、流行のケトジェニックダイエットをしたらどうなるでしょう?

大量のタンパク質と脂質が消化不良になり、消化管の炎症レベルを上げて、長期的にみれば体調は下降するすると思われます。

おそらくマクロビオティックや、酵素ジュースといった健康法のほうが(ご自身は)「快調・快適」と感じるでしょう。

ところが、そういった食生活を長年続けてしまうと、タンパク質・鉄欠乏を促進させます。

身体が冷えやすく、加齢による体力低下を強く感じるようになるのが目に見えています。

働き盛りの40代、50代でウツ傾向が強くなる可能性がある。

 

このケースの場合、ご本人自身も

「もっと活動的に、男性性を強く感じられるようになりたい」

というご希望でしたから、であれば、もっとこうしてみましょうという具体的な食事指導をしました。

「個体差」を確認することでより効果的な体質改善を

巷には「これが身体に良い」という健康法や食品があふれています。

しかしながら「万人に合う健康法」などありません。

「万人に良い食品」なんてありません。

 

それぞれ持って生まれたベースの身体も違いますし、環境も違います。

それぞれの個体差を見極め、ご自身の希望するライフスタイルに合わせた体調管理を行ってほしいと思います。

 

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