【コルチゾール・スティール症候群】DHEAサプリメントの使用感

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コルチゾール・スティール症候群とは?

副腎疲労の代表的な状態である「コルチゾール・スティール」についてです。

ほとんどのホルモンは、LDLコレステロールを原料に作られます(参考▼)

【コレステロールの大事な5つの役割】まとめ
コレステロールは大事な栄養素である以前は悪者扱いだったコレステロールですが、ここ数年ですっかり立ち位置が変わってきました。最近の研究では、コレステロールはやや高めの人の方が死亡率も低く、病気にもなりにくいことが判明。数年前に、基準値が見直されたことは、こちらで書きました▼https://vitaminj.tokyo/?p=2773以前の基準値(LDLコレステロール濃度 140mg/dl)は、日本動脈硬化学会が「だいたいこれぐらいかな

原料のコレステロールからホルモンが作られるとき、プレグレノロンを起点に三本の支流に分かれます。

このときの第一の支流がコルチゾール、第二の支流がDHEAです。

通常、コルチゾールとDHEAは1:1の割合で作られます。

 

ところが、ストレスがあると、コルチゾールが盛んに産生されるため、コルチゾールとDHEAの産生バランスが崩れます。

原料のコレステロールのほとんどがコルチゾールに持っていかれて、DHEAの産生が減ってしまう状態、これが「コルチゾールスティール症候群」です。

コルチゾールに原料のコレステロールが全部持って行かれる、なのでコルチゾールを’Steel’ (盗む)というわけです。

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DHEAサプリメントについて

検査でDHEA-Sの血中濃度を測定することが可能です。

私も副腎疲労の症状がきつかった2014年に、DHEAの値を検査しました。

144と低かったです。典型的なコルチゾールスティールですね。

DHEA-Sは年齢によって、適正値が違いますが、一般的には以下のような指標となっているようです。

(単位:ng/ml)
20~29歳 男性1,600~5,650, 女性680~3,000
30~39歳 男性1,150~4,600, 女性500~1,710
40~49歳 男性660~3,240, 女性210~2,120
50~59歳 男性480~2,860, 女性60~1,230
60~69歳 男性150~2,400, 女性40~1,040

 

コルチゾールスティール・低DHEAの場合、ファーストステップはサプリメントでDHEAを補うことです。

DHEAが元となって、テストステロンやエストロゲンが作られます。

年齢とともに減ってくる性ホルモンを補うために、DHEAを補給することが多く、欧米ではアンチエイジングとして割とポピュラーなサプリメントです。

日本では医師の処方箋が必要ですが、海外では簡単に手に入ります。

Life Extension, DHEA、 25 mg、 100カプセル

 

私もドクターに、DHEAのサプリメントを処方されてしばらく飲んでいたことがあります。

しかしながら、私の場合は効果は微妙だったかな。

生理も順調だったのに周期が違ってきたので、1瓶飲みきらずに廃棄したという経緯があります。

 

結局、私の場合は腸粘膜をケアするリーキーガットの治療によって、腸粘膜の炎症を抑えるほうが効果がありました。

何か理由があってコルチゾールスティール、低DHEAが起こっているのであって、その原因が消化管の炎症にあったのだと推測されます。

 

「足りないから足す」の発想がうまく機能する場合と機能しない場合があります。

ビタミンなどは「足りないから足す」の発想が功を奏することが多いのですが、ホルモンやミネラルの場合は、足りない理由を探して潰したほうがうまく収まることが多いです。

「足りない理由を探して潰す」このアプローチは1年、2年と長期的な治療になるので簡単にはいかないんですけどね。

 

しかしながら、DHEAのサプリ自体は結果を出せるサプリメントとして評価も高く、使っているドクターも多いです。

副腎疲労の方は一度DHEAの血中濃度を計測してみると参考になると思います。

 

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