『不老超寿』高城剛
本屋に何気に手にとった高城剛さんの新刊「不老超寿」。
驚きました!「分子栄養学」について書かれてあります。
速攻レジへ持って行ってお買い上げしました。
テロメア検査や遺伝子検査など、高城剛さん自身が最新の医療系検査を受けて、それをレポートとしてまとめた一冊です。
高城さん自身が血液検査を受けて栄養解析を受けたわけですね。
第二章は分子栄養学ではごく一般的な検査がたくさん出てきます。
副腎疲労についてのくだり。唾液コルチゾール検査について。
なんと驚いたことに、「メチレーション」についても書いてある!
説明については微妙な部分もありますが、読者の興味を引きつける書き方はとても参考になります。
な、な、なんと有機酸検査についても!!
有機酸検査は尿で排泄される代謝物を計測して、身体の代謝異常やバイオバランスを知ることができる検査です。
有機酸検査のマーカーについても解説があります。
トリプトファンからキヌレニン経路について、ここで書いたことですね。
今の時点で分子栄養学について書くなんて、さすが高城剛さん、やることが一歩先だなと思いました。
こういった影響力のある人が取り上げてくれるのはとても喜ばしいことです。
分子栄養学というマイナー医学がもっとメジャーになれば、個人レベルでも国家レベルでも社会貢献ができると思います。
でも、流行モノになってしまうと、間違った情報が氾濫しがちです。
一過性の流行で終わってしまうのは心外ですので、そうならないよう、正しい情報を発信できる人材でありたいと思います。