長年の不定愁訴や虚弱体質を引きずって、医者には結局よくわからない診断をされる’未病’の状態に、栄養療法は優れたソリューションを提供してくれます。
健康体への復活劇だけじゃなく、さらにその先のオプティマル・ヘルス(最適な状態)を目指すことも可能です。
過去試したマクロビ、酵素食、ナチュラル・ハイジーンなどと違って、生化学に基づいた医学療法であることも、知的好奇心を満たすのに十分でした。
その効果は私自身が実際に身を持って経験しました。
しかしながら、私は全員に栄養療法をお薦めはしていません。
栄養療法が向かない人っています!
栄養療法をやっちゃダメな人だなあ、もしくは何もやらない方がよいんじゃない?って思う人
それは「頼っちゃう人」
これが**に効くのよっ!とか、***を飲めば***になるんだって!とか。
「イソフラボン飲めば巨乳になるんだって」というレベルのお話だったら、単純にガールズトークとして有りですが。もう少し悩みが深い場合。
全面的に依存型の人、自分で考えることを放棄している人は、うまく結果が出せないような気がします。
依存型の人は固執も激しい気がします。
「こうじゃなきゃだめ」病に陥って、思考停止状態
なぜ大量のビタミンで長年患った症状が改善するのか?
なぜ身体は食品で得られる以上のVBを必要としているのか?
なぜ血糖値が安定しないのか?
結局、私が行き着いたところは、自分という肉体そのものへの問いかけでした。
そもそも食品に十分な栄養が含まれており、栄養不足になるなんてオカシイ。
つまり栄養療法は、自分の身体の何が問題なのかを教えてくれる、いわば’切り分け’※のツールでした。
※「切り分け」って業界用語なのね、、知りませんでした・・。意味はこちらです
↓ ↓ ↓
エンジニア進化論「あらゆる問題の原因をつきとめる~切り分け~」
毎日サプリメントを欠かしませんが、基本は新鮮な季節のお野菜、良質なタンパク質です。
毎日の食事が大前提、基本中の基本。
食費は毎月6万円くらい。一人あたり3万円が目安。
お肉もお野菜も無意味に激安な物は買いません。生産者の努力が垣間見えるものには積極的にお金を出したい。
’丸投げ’せずにいられない人へ
時々出くわす質問があります。
「どうしたらいいですか?」
この質問「知らんがな!」てなる。
「どうしたらいい?」って他人に聞いてくる時点で、どうしたら良いのか自分で考えることを放棄していることに気がついていない。
教えてくれくれの「クレクレ族」
あー出た、クレクレ族だ・・。そう思った瞬間、なぜか教える気がゼロになります、不思議と。(こちらとしては助けたい気持ちもあるのに関わらず)
でも、本当に困ってる、ワケがわからない、この人に聞いてみたいって時ありますよね。
そういう時は言葉を置き換えてみて下さい。
「私は・・・・だと思うんですけど、どう思いますか?」と。
そうすれば、聞かれる立場としては、その人の知識のレベルも分かるし、なんとか力を貸してあげようという気持ちになります。
コンサル受ける時でも、仕事で壁にぶち当たった時でも、すべて一緒ですよね。
他人にヘルプを仰ぎたい時の常識だと思うのですが、自戒も込めて書いてみました。