『お味噌汁』は理想的なタンパク食!自家製インスタント味噌汁を作ろう

栄養療法的に正しい食事「お味噌汁」

タンパク質は、とにかく大切です。
タンパク質無しには、人間はすべての生命活動を維持できないと、
身体の仕組みを勉強すればするほど、実感します。

そして、血液データの解析をすると、
その不調が身体的であれ、精神的であれ、
タンパク質欠損があることがほとんどです

不調が表面化した時には、すでに消化能力も弱くなり、
胃腸も脆弱化していますので、安易に高タンパク食を薦められない。

そこでオススメなのは「お味噌汁
だし汁、味噌に含まれるアミノ酸(グルタミン酸、イノシン酸、etc)は、タンパク質そのものであり、遊離・分解され、消化吸収の最も効率的な形です。

特に、朝食に食べる味噌汁は、
適度なナトリウムとトレースミネラルで、血圧・体温の立ち上がりがよくなりますから、
慢性疲労症候群、副腎疲労には最適です。

自家製インスタント味噌汁の作り方

私はよく、粉カツオと味噌で自家製のインスタント味噌汁を作ります。

ちょっと詳しい方は、カツオ節が粉末状だと、オメガ3の酸化が気になる、というかもしれませんね、

しかし、体質改善したい慢性疲労さんに、そのレベルを問う必要はありません。

ヘトヘトな時は、必要なアミノ酸を補充してあげることのほうが100倍大事です。
お出汁でちゃんとしたお味噌汁を作るのは、元気になってからにしましょう

 

粉がつおは上等品でなくて大丈夫。
イオンかヨーカドーでお好み焼き用の安物を入手

お椀にお味噌を入れて、粉がつおを入れて、具を添えて、お湯を注いだら出来上がり。

お湯を注ぐだけなのに、市販インスタントのお味噌汁より、めちゃくちゃ美味しいです。

具は、乾燥わかめでも、何でも良いですが、
わたしの一押しは「アオサ」か「海苔」です。

アオサはマグネシウムが豊富
海苔はアミノ酸が豊富
どちらも栄養的に文句のつけようがない逸材ですよ

海苔は「板海苔」ではなく、
原型ごと干した、いわゆる「バラ海苔」というやつです

アオサばら海苔も、下処理要らずの入れるだけなので、非常にお手軽です。

お味噌と粉がつお、まとめて混ぜて保存容器に入れ、会社の冷蔵庫にも常備してました。
お弁当時に、温かい汁物があると、落ち着きますからね。

味噌とカツオ節のタンパク質(アミノ酸)と、海藻のミネラル成分
とても理想的なんで超オススメです

カツオ節のタンパク質は牛肉のステーキ以上

カツオ節のタンパク質は非常に良質です。

ただでさえ高タンパク・鉄分の多いカツオを、水分を抜いて熟成させているので、
いろいろな食品の中でもトップクラスのタンパク含有量です。

カツオ節100gあたりのタンパク質は約80g
牛ヒレ肉のステーキは、100gあたり20gのタンパク質ですから、
たとえ小さじ一杯の粉がつおでも、
良質のタンパク源です

朝のお味噌汁は「元気になる食習慣」

30代、40代になって、不調を訴える人によくあるパターンが、

親元・実家を離れて一人暮らし、朝ごはんは手軽なシリアル、もしくはパンとコーヒー
昼はドトールのサンドイッチで、夜は節約のためハナマルうどん
自炊しようにも、狭い1Kキッチンではやる気にならない。

そういった生活が数年単位で続くと、
精神面が弱いとメンタルを病むし
身体面が弱いと病気になります

この時点で、

「はい、明日からグルテン禁止!カフェイン禁止!」
「朝は、お出汁をとって、添加物の無いお味噌汁にしてください」

と言うのは、ある意味「健康ファシズム」でして、
余計に本人を追い詰めて、自分はダメ人間だとダークサイドに堕ちかねない。

その場合は、今すぐ簡単にできることを探しましょう

 

朝に、温かいお味噌汁で、
「ああ、おいしいなあ」
と思うことも大事です

ホッと気持ちが緩むと、交感神経が緩み、
副交感神経で胃腸に血流が回りますので、栄養の吸収がよくなります
(ちなみに、コーヒーは交感神経優位にするから真逆、栄養の吸収が悪くなります

 

少しづつ食習慣を変えていくことで、
「ああ、なんか最近気分がいい」
と思えるようになると、
元気になるパスが作れます。

身体メンテをしたい時は、
朝はコーヒーではなく
手作りのインスタントお味噌汁を是非どうぞ。

 

 

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