【それでもマスク生活続けますか?】マスクの健康被害はこれだけある

マスク着用で想定される健康被害

まごめじゅん

ここ数か月でマスクの健康被害に関する論文が目立ってきました。かいつまんでご紹介します。

2020年から続いたコロナ緊急事態宣言の終了が発表され、やがて1ヶ月が過ぎようとしていますが、まだまだマスク常用している人が多い印象です。

不必要なマスクの常用は、長期的目線でけっして健康的とは言えません。

例えば、マイクロプラスティックとフタル酸エステルを吸引するリスク。

今年初めに出たレポートでは、5種類のマスク(活性炭入りマスク、N95マスク、サージカルマスク、綿のマスク、ファッションマスク)でシミュレーションしたところ、外でマスクを着用しないときと比較して、

  • フタル酸エステルを吸引するリスクが増大する順は、ファッションマスク、活性炭マスク、コットン製マスク、N95マスク
  • マイクロプラスティックを吸引するリスクが大きいのはコットン製マスク

という結果に。医療用サージカルマスク以外はほぼ全滅です。

 

フタル酸エステルは内分泌かく乱物質です。いわゆる環境ホルモン。

体内に取り込まれると女性ホルモン様活性を示すので、量によっては乳がんや精巣への毒性が疑われます。シックハウス症候群もフタル酸エステルの一種が原因。発がん性に関しては2Bクラス(電磁波や蕨と同等、ちなみにA1は排ガスや紫外線)です。

マイクロプラスチックとは、5ミリメートル以下の微小なプラスティックごみの総称です。

マイクロプラスチックは自然に分解されることはないため、環境中に長期滞留し蓄積すると考えられ、海洋汚染が懸念されています。マイクロプラスティックは有害物質を吸着しやすいため、毒物が体内に取り込まれる際の媒体になる可能性が指摘されています。

  

フタル酸エステルや、マイクロプラスティック以外にも、さまざまな揮発性有機化合物や重金属の影響もありそうです。

1,003件の研究をまとめたスコーピングレビュー(文献レビューの手法のひとつ)によると、マスクの放出する物質には以下が確認されており、モノによっては、その濃度がWHOの大気ガイドライン (AQG) を超える可能性があるものも。

  • マイクロプラスティック、ナノプラスティック
  • 揮発性有機化合物(キシレン、アクロレイン、パーフルオロアルキル、ポリフルオロアルキル化合物)
  • 環境ホルモン様物質(フタル酸エステル)
  • 重金属ミネラル(鉛、カドミウム、コバルト、銅、アンチモン、酸化チタン)

以下引用とソース。

綿マスクとファッションマスクが人間のマイクロプラスチックとフタル酸エステル類への重要な曝露源となっている。これら 2つのマスクを日常生活で不必要に着用することは推奨されない。

Face Mask: As a Source or Protector of Human Exposure to Microplastics and Phthalate Plasticizers?, Toxics 2023, 11(2), 87; https://doi.org/10.3390/toxics11020087

・マスク由来のマイクロプラスチックは環境にさまざまな悪影響を与える可能性がある。
・マスクにはフタル酸エステルのほか、非フタル酸エステル系可塑剤など数種類の内分泌かく乱化学物質を含むため、マスクの廃棄は計画的に行う必要があります。

Fate of the face masks in the environment affect human and wildlife: tons of face masks are new source for the endocrine disrupting chemicals, https://doi.org/10.30621/jbachs.869552

毒素による潜在的な悪影響は、マスク着用時の短期的不快感 (頭痛、空咳、鼻炎、皮膚の炎症) と合わせて、マスク誘発性疲労症候群(MIES)として知られる症状の一因となっている。

Wearing Face Masks as a Potential Source for Inhalation and Oral Uptake of Inanimate Toxins: a Scoping Review, doi: 10.20944/preprints202305.0968.v1

分子栄養学を勉強する方なら、毒物の侵入経路が胃腸を経由するよりも、吸引のほうがいかにリスクが大きいかを知っているはず。

胃腸は免疫組織ですからね、異物をフィルターするという本来のお役目により、一定のシャットアウト効果があります。

ところが吸引はダイレクトに体内へ侵入します。特に、脳に直接影響するリスクが大きい。

他にも、子供の成長過程で他者の表情を読み取ることが出来ず、コミュニケーション能力への影響が懸念されていたり、口呼吸により口輪筋をはじめとする、舌や喉まわりの筋肉への影響から自律神経系や、口腔機能への影響もとりざたされています。

医療関係者なら、すでにクオリティ高い医療用サージカルマスクが選択されているでしょうが、ちょっと考えたほうがよいのは、安価な意味のないマスクを常用している方。

例えば、「すっぴん隠し」とか、「口臭が気になる」とか、もはや感染症とは全く関係のないマスクであれば、それはそれで良質なものを選択することを推奨します。

もし、これを読んでいるあなたが、マスクをする理由が「みんながしているから」という他者基準だったり、いままでそうだったから、なんとなくこれからも」という過去基準だとしたら、自分の人生においても、他者や過去の出来事が邪魔をして、本当の自分の人生を生きるということに息苦しさを感じていないか?自分に問うてみてください。

”流されるまま”に自身の行動を決めている人になっていませんか?

不要な毒素を吸引しないためにも、目的・必要性があいまいになったマスクとはサヨナラしましょう!

  

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