クロレラがAGEs生成を阻害
デトックス作用に優れるクロレラですが、糖化予防に使う小技のご紹介。
「クロレラ」が、糖化物質(AGEs)生成を阻害することが確認されています。
単細胞の緑藻クロレラが終末糖化産物(AGEs)の形成を阻害する(in vitro)
Therapeutic potentials of unicellular green alga Chlorella in advanced glycation end product (AGE)-related disorders.,Med Hypotheses. 2005;65(5):953-5.
外因性のAGEsと内因性のAGEs
ちょっとアンチエイジングに詳しい人であれば、だれでも知るところとなった「糖化」という言葉。
タンパク質と糖が化学的に結びついて分解できない状態になったものをAGEs(終末糖化産物)と言います。
AGEsには、外因性と内因性があります。
外因性は食べ物に含まれているもの。つまり外から摂取するもの。
内因性は身体の中で発生するもの。つまり身体の中で起こる反応。
外因性、食べ物に含まれるAGEsの量は、高温調理の揚げ物には特に多いです。
揚げ物の「知りたくない栄養学」
揚げ物。AGEs以外にもリノール酸やらヒドロキシノネナールやら、怪しげな成分も一緒に食べることになります。
揚げ物が多い食事は、パーキンソン病やアルツハイマー型認知症、循環器系リスクとの関連が疑われています。
揚げ油で生じるヒドロキシノネナールもなかなかの厄介者でして。
揚げ物の”害”をどう予防するか
揚げ物を食べるときは、クロレラを一緒に摂るとAGEsの予防策にいい。
実はこれ、平良先生に教えていただいた技(平良先生は天ぷら好きとのこと)
クロレラと言えば、80年代に一世を風靡した健康食品。
昔は栄養補助でしたが、今注目されているのはデトックス効果。
クロレラは有害物質を吸着して排泄する作用が強い。
高城さんのデトックス本でも一押し商品として紹介されております。
私もクロレラは持ち歩きしてます。外食時のお供です。
もちろん八重山クロレラを選択。
天ぷらもから揚げも美味しいのですが、それなりに嬉しくない付録もあります。特に外食時の油は注意したいですね。