慢性疲労を作る思考
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”疲れ”を訴える人に、特徴的な思考をご紹介しますね。
Aさんはサービス業。
仕事に充実感は感じていましたが、疲労感が抜けない。
寝ても寝ても疲れてる。いわゆる慢性疲労。
栄養療法で食事をコントロールして、サプリメントのメガドーズをやって、まあまあ動けるようにはなったけど、今一つ効果が頭打ち。
増えるサプリメントに頭を抱え、ある日カウンセリングを受ける。
開口一番こう答えるAさん
「お客さんの喜ぶ顔を見ると、この仕事をやってよかったなあと思うんです。」
おっとっと。
この思考、これ。
慢性疲労症候群になりやすい典型例なんです。
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自分の価値は他人次第?
「あなたは何のために仕事をしているのですか?」という問いに、
「お客さんの喜ぶ顔が見たいから」と答える人は注意してください。
一見ナイスな理由ですが、これは自分の価値を他者に委ねている人の言葉なのです。
自己評価にやや陰りあり。
「自分の価値はお客さん次第です」と自分で自分に呪いをかけているのと同じです。
仕事をすればするほどエネルギーを消耗し、病気を作る思考パターンなのです。
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接客業だけではありません。
「子供に幸せになってもらいたいから」
「会社で出世して成功したいから」
「親に認めてもらいたいから」などなど。
それって、
(ワタシの価値は)子供次第です。
(ワタシの価値は)会社次第です。
(ワタシの価値は)親次第です。
と、自分の脳に誓いをたてているのと同じ。
自分の価値を他者に委ねていると、自分のエネルギーはあっという間に枯渇します。
常時「エネルギー泥棒」を自分の中に飼っているも同然です。
医療関係者は要注意
医師、看護師など、医療関係者のクライアントも、このパターンにどっかりはまっていることが多いです。
もともと、医療を目指す理由が、
「資格があれば困らないから」とか、
「病気の人を助けたい」とか、
「親が同じ職業だったから」などなど、
自分がどうしたいか?を置き去りにしてきた方が多い。
無価値観をベースとする「他人を助けたい(病気の人を助けたい)」には、注意してください。
自分の価値は”他人次第”になっていると、もれなく慢性疲労・副腎疲労になります。
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身体の症状はメッセージ
身体の症状はメッセージです。
「そんな生き方は止めてくれ」と伝えているわけです。
それなのに、薬やサプリメントや症状を潰そうとすると、
「え?まだ分かんないの!?」と、身体はより強い症状で訴えてきます。
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身体が何を伝えているのか?
自分の症状には何の目的があるのか?
身体の不具合を”悪いモノ”として消そうとするのではなく、
”必要なモノ”として受け入れた人は、エネルギーレベルが上がるので症状が消えていきます。
なかなか治らない症状、病気がある方は、ご自身の価値基準が本当に自分のモノなのか?考えるきっかけにしてください。