「分からない」という財産
もしこれを読んでいるあなたが、「分からない」「難しい」という感覚をもっているなら、それを大事にしてください。
なぜなら、その「分からない」という感覚が、「分かる」人には分からないのです。
分子栄養学実践講座を受講される方は、生理学的な知識を持った医療関係者や鍼灸師、整体師などのコメディカルの方々です。この方たちは「分かる側」の人たちです。
残り半分くらいが、生理学に疎い素人さん、患者側の立場の人間で、この方たちは「分からない側」の人たちです。
もしあなたが「難しい、分からない」と感じているなら、世の中のほとんどの人は同じように「難しい、分からない」と感じています。
よいカウンセラー、よい講師になるには、そこを説明するだけでよいのです。
簡単でしょ?
これ、もともと知識のある人には難しいのです。
だって、何が分からないのか分からないから。
「分からない」と感じたらとりあえずメモ
私もかつては異業種からのお勉強組でしたから、たくさんの「分からない」を抱えていました。
そして授業が終わるたびに、「分からないこと」をメモしていきました。
メモすることで一歩差がつきます。
なぜなら人は”忘れる生き物”だから。
分からないことばかりをメモした、通称「まごめも」
今わたしが、講師として評価を得ているのは、このメモのおかげ。
分子栄養学の知識を使ってお仕事をするには?
「私でもセミナー出来ますか?」「私でもカウンセラーになれますか?」とよく聞かれます。
分子栄養学の知識を使って、講師として、カウンセラーとして、お仕事をするか否かを決めるのはその人自身なので、ご自身で決められたら良いと思います。
よい講師、よいカウンセラーになる資質は、「分からない」ことです。
「分からない」と感じたら、今は分からなくて大丈夫。とりあえずメモして寝ましょう。
近い将来、必ずアハ体験が来ます。
そして、そのアハ体験を、あなた自身の言葉を使って人に説明すれば、良質なセミナーの出来上がり。
「分からない」と感じたら、劣等感を感じて自分を卑下してる場合じゃないですよ。そこは”喜ぶところ”ですからね!
「分からない」「難しいなあ」と感じたら、メモしておきましょう。それはあなたの財産になりますよ。