疲労回復・アンチエイジングにお勧めのカルノシン
先日、カルノシン亜鉛のすばらしさ
について熱く語ったばっかりですが。
そもそも「カルノシン」とは
なんぞや?という疑問から
調べた結果が取っ散らかって
いるのでいったんまとめます。
カルノシンとは?
カルノシンとは、
アミノ酸が数個くっついた
小さいタンパク質です。
これを「ペプチド」と言います。
アミノ酸とはそもそも
タンパク質ですから
身体を作る部品になったり、
エネルギー源になったりする
のが本業なのですが、
たまに生理的な作用、
つまり”好ましい効果”を
持ったアミノ酸が存在しており、
カルノシンはその代表例です。
カルノシンで抗酸化力
- カルノシンは、銅亜鉛を含むSOD(活性酸素除去する酵素)を糖化のダメージから保護する。
- カルノシンが、ヒドロキシラジカル(がんなどの原因となる極悪な活性酸素)を消去する。
- カルノシンは、口腔がん、乳がんの増殖を阻止した。たぶんマンガンSOD(活性酸素を除去する酵素)を活性化したおかげ。
カルノシンで糖尿予防
- カルノシンは、インスリン感受性とインスリン分泌を改善し、耐糖能を改善する。
- カルノシンは、糖尿による網膜血管損傷を防止した(体重1㎏あたり1gのカルノシンをマウスに投与)
抗酸化力アップ!
耐糖能アップ!
それに付随して
抗ガン作用も!
糖尿予防効果も!
みたいなノリで
食べない理由が
見つからないです。
カルノシンが豊富な食べ物
カルノシンが豊富な食べ物は、
- 鶏むね肉
- 豚ロース肉
- 牛もも肉
アミノ酸(ペプチド)なんで、
当然お肉にいっぱい含まれてます。
抗酸化力と言えば、
野菜や果物のポリフェノール
というイメージが先行しますが、
実は、人間の基本の抗酸化能って
SODという酵素(タンパク質)です。
とくに疲労回復にもよく、
アンチエイジング効果も高い。
カルノシンの多いお肉(鶏むね、
豚ロース、牛もも)は押しですね。
今日のポイント
・カルノシン(タンパク質)は
抗酸化力、耐糖能を改善する。