「デトックス」と「キレーション」の違い
デトックスとキレーション
似ているようで
ちょっと違います。
デトックスは、細胞内や
ミトコンドリア内の毒物を
除去すること。
キレーションは、
どちらかと言えば細胞外。
組織周辺の毒物を
キレート剤でお掃除です
イメージです。
デトックスは
Phase1で活性化させて
Phase2で抱合して排泄。
この2段階作業です。
Phase1では寝た子を起こすので
大量の活性酸素が発生します。
うまくPhase2で抱合し、
排泄されないと、身体には
逆に悪影響を及ぼします。
デトックスは慎重に行わないと
身体に負担がかかるのです。
Phase2は主に以下3つです。
① グルクロン酸抱合
② グルタチオン抱合
③ 硫酸抱合
「キレーション」と言えば、
DMSAなどの薬剤を使って
有害ミネラルなどを排泄する
治療法のことを指すことが多いです。
キレートの意味は「蟹の爪」です。
ローフードにはまる女子が、
「グリーンスムージーで
デトックス~♪」これ、
ファッションとしては
全然オッケーです。
だけど分子栄養学を
お勉強する立場の人は
ちゃんと意識して言葉を
使い分けてくださいね。
今日のポイント
・デトックスは細胞内、
ミトコンドリア内の
毒物を除去すること。
・キレーションは、
薬剤を用いて組織周辺の
毒物を除去する治療を
指すことが多い。