相性の良い栄養素「タウリンとマグネシウム」

タウリンとマグネシウムは相性が良い

タウリンとマグネシウムは
相性の良い組み合わせです。

タウリンはマグネシウムの吸収を促進し、
マグネシウムはタウリンの排泄を抑制します。

特に不整脈など循環器系で
良い報告が多いようです。

 

①タウリンとマグネシウム、
それぞれ酸化ストレスを抑制し、
血管を修復する機能を上げる

2週間の介入試験結果。
1日の摂取量は
タウリン3000mg
マグネシウム340mg

タウリンとマグネシウムの血管内皮前駆細胞(EPC)機能改善への効果

 

②マグネシウム単体よりも
タウリン酸マグネシウムのほうが
酸化ストレス低減効果が高かった。

Effect of Magnesium Acetyltaurate and Taurine on Endothelin1-Induced Retinal Nitrosative Stress in Rats

Protective effect of magnesium acetyltaurate and taurine against NMDA-induced retinal damage involves reduced nitrosative stress

 

③タウリン+マグネシウムが
不整脈に効果あり。

機序は不明だが、おそらく
カルシウム、ナトリウムなどの
イオンチャネルを調整すると思われる。

Taurine-magnesium coordination compound, a potential anti-arrhythmic complex, improves aconitine-induced arrhythmias through regulation of multiple ion channels

 

タウリンの豊富な食材と言えば、
軟体動物、イカ、タコ、ホタテ

 

高血圧、不整脈などが気になる方は、
ホタテとイカのお刺身に、タコの酢の物と
マグネシウム豊富なアオサのお味噌汁
なんて組み合わせがよいですね。

 

サプリメントによる
マグネシウム摂取は、
内容をよく確認しましょう。

グリシン酸マグネシウム、
リンゴ酸マグネシウム、
クエン酸マグネシウムなど
さまざまなタイプのマグネシウムが
商品化されていますが、

不整脈、高血圧など
循環器系に不安のある方は
「タウリン+マグネシウム」
を選択するのも一考だと思います。

Cardiovascular Research, マグネシウム・タウリン、植物カプセル180粒

 

今日のまとめ

  • タウリン、マグネシウムは
    相性の良い組み合わせである。
  • タウリン、マグネシウムの
    組み合わせが不整脈、血管の
    酸化ストレスを軽減する。

 

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