メラトニンの効果・まとめ

メラトニンの効果・まとめ

メラトニンは好きなサプリメントです。

特に、更年期のさまざまな悩みに
”使える”サプリメントだと感じてます。

低ホルモン療法を行うよりも
余計な副作用を心配する必要が無く、
いろいろと総合点が高い。

メラトニンの効果、調べたものが
溜まってきたのでいったんまとめます。

脳卒中、アルツハイマー病、パーキンソン病の予防とメラトニン

・脳内のメラトニンは、
脳の活性酸素(ROS)を除去し、
脳神経の保護を行っている。

・メラトニンは、脳内で
Caイオンのバランスを調整し、
脳の障害を防ぐ役割がある。

・メラトニンは、脳において
抗興奮毒性、抗炎症性分子として働く。

・メラトニンは、タンパク質の
ミスフォールディング
(タンパク質の出来損ない)を予防する。

The neuroprotective role of melatonin in neurological disorders

 

乳がん・肥満の予防とメラトニン

・メラトニンの抗エストロゲン特性
ヒト乳癌細胞において、
エストロゲン受容体の発現を
ダウンレギュレートし乳がんを予防する。

・ヒトでの実験で、
アディポネクチン(痩せホルモン)
を増加させ、体重の減少効果が認められた。
メラトニン(10mg/日)を30日で効果を確認。

Melatonin: A Molecule for Reducing Breast Cancer Risk

 

・メラトニンはミトコンドリアの
DNA損傷を緩和する。

・メラトニンのレベルは
排卵期で最下点に達し、
黄体期でピークに達する。

Melatonin: shedding light on infertility? – a review of the recent literature

 

・メラトニン合成は
さまざまな器官で確認され、
最近ではミトコンドリアで産生
されていることが判明した。

Melatonin Mitigates Mitochondrial Meltdown: Interactions with SIRT3

 

メラトニンと閉経期うつ病

・メラトニンは閉経期の
うつ病に効果があった。

Increased Melatonin and Delayed Offset in Menopausal Depression: Role of Years Past Menopause, Follicle-Stimulating Hormone, Sleep End Time, and Body Mass Index

 

メラトニンと骨粗しょう症

・メラトニン(3㎎/1日)を6か月間
摂取した閉経後の女性は、骨密度が改善。
総脂肪量が減少、筋量が増加する傾向が見られた。

・メラトニンは骨芽細胞形成を調節し、
閉経後の女性の骨量を改善する。

Biological effects of melatonin on osteoblast/osteoclast cocultures, bone, and quality of life: Implications of a role for MT2 melatonin receptors, MEK1/2, and MEK5 in melatonin-mediated osteoblastogenesis

 

メラトニンと更年期障害の症状緩和

・メラトニンを3ヶ月間投与(3㎎/1日)の
グループは対照群と比較して、
更年期障害の緩和が有意だった。

The Effect of Melatonin on Climacteric Symptoms in Menopausal Women; A Double-Blind, Randomized Controlled, Clinical Trial

 

メラトニンサプリメントの使い方

メラトニンのメリットは
なんといっても安いこと。

さまざまな文献読んでも、
1日あたり3㎎~5㎎を半年、
たったそれくらいの量で
さまざまなメリットが出てる。

そのくせ副作用が少ない。

就寝の2、3時間前に服用してます。

Now Foods, Melatonin, 3 mg, 60 Veg Capsules

 

メラトニンをサプリメントで摂取するときの注意点

メラトニンは
ビタミンB6の消費を増やします。

サプリメントで摂取することは
ビタミンB6の需要が大きくなります。
最初からビタミンB6と混合タイプを
選ぶというのも手ですね。

Natrol, メラトニン、3 mg、 60錠

 

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