【大工と消防士】栄養療法とは何か?を簡単に説明してみる

栄養療法と一般的な治療の区別

私は常々、医者は使い分けろと言ってます。

病院で病気の治療を行う医者は「消防士」
栄養療法やってる医者は「大工」
と思っていただけると分かりやすいかと。

 

病気として診断名がついてしまったら、
それは細胞というお家が「火事」なので
消火活動をしてもらう。
それは消防士のお仕事。

症状は抱えているけど病名がつかない、
体調が悪い、いまにも火事起きそう。
細胞というお家が明らかに
住み辛い状態になっている、etc.

それは経年劣化かもしれないし、
壁や屋根の損傷かもしれない。
これを修復するのは大工さんの仕事。

傷んだ屋根、壁を入れ替える大工仕事は、
栄養を入れてどう身体を立て直すか?
という栄養療法の手法そのものであり、
そこは消防士には出来ない技術です。

 

例えば、ガンを治療する医者には
どうやったらガンに治りにくい身体に
するか?という発想は出来ない、だって
医学部では治療法しか教えませんから。

なので、分子栄養学・栄養療法は
「予防医学」 そのものとも言えます。

「病気を治す」のみならず、
「病気になりにくい身体」
すなわち「健康」を作るという発想です。

 

そこから派生させると、例えば、、
手術(消火活動)が終わったあと、
身体の回復を手助けする
(焼けた部分を立て直す)とか、

消火活動(治療)が終わったあと、
水浸しのお家を住める状態に戻すとか
それも大工さんが得意な分野ですね。

 

ここを理解しておかないと、
消防士(担当医師)に対して
「大工(栄養)の知識がない」と
無駄に怒る人がでてきたり、

治療の必要な病気を栄養だけで
なんとか治そうとして、結果
こじらせてしまう人が現れます。

 

大工は大工、消防士は消防士、
賢く使い分けるのが一番良くて、
もっと言うなら、ちょっとした
DIYの知識を持って、自分で自分の
傷み具合を把握して修理できれば最高。

Doctor yourselfという考え方は、
医療費が国家予算を逼迫する日本で
今後さらに重要になってきます。

 

悲しいかな、この大工の存在が
あまり認知されてないのよねぇ

「分子栄養学?」「栄養療法?」
ナニソレ状態がなくなり、
鍼灸とか漢方とかと同等くらいの
認知度になる未来へ向かいましょう。

 

補足。

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