寝違い、寝汗、歯ぎしりの原因は?(その2)

寝違い、寝汗、歯ぎしりの原因は?(その2)

昨日の続きです。

寝違い、歯ぎしりなどの
生理的な原因の一つとして
脂肪肝由来のグリコーゲン枯渇、
からの夜間の低血糖がありますよ、
という内容を書きました。

実はもう一つ、見逃されやすい
重要な原因があります。

寝違い、歯ぎしりの原因
それは副腎疲労です。

肝臓と睡眠とコルチゾールの関係

安静時、睡眠時に血糖値を
維持できるのは肝臓に一時的に
貯金したグリコーゲン
(でんぷんによく似た分子)
を少しづつ切り崩すから
というのが昨日の記事でした。

寝違い、寝汗、歯ぎしりの原因は?(その1) | ビタミンアカデミー
寝違い、寝汗、歯ぎしりの原因は? いきなりですが問題です。 Aさんは肩、首が痛いとのこと。 「どうしたの?」と聞くと、 「どうも寝違えたらしい。 よく寝違えちゃうんだよ。」 採血データを確認しますと、 こんな感じでした↓ さて、この人の身体で 起こっていることは 何でしょうか? 以下の3つの言葉を使って 答えなさい。 ① 血糖値 ② グリコーゲン ③ カテコラミン 隠れ脂肪肝と睡眠の関係 データを

 

成人男性でだいたい100gくらい
の糖質量のグリコーゲンが
肝臓に貯金されていて、

脂肪肝もない、健康な肝臓なら
ごはんお碗軽く2杯分くらいは
エネルギーを備蓄しています。

 

ところが、当然だけど
これだけだと足りなくなる
ことが多くて、その時は
「糖新生」という形で、
糖以外のもの(主にたんぱく質)
を糖に変えるという
第三の手を使うのです。

糖新生が行われるのは肝臓です。
(ここ重要)

そして、
この糖新生を開始する
スイッチを入れるホルモンが
コルチゾールなのです。
(ここはもっと重要)

 

つまり、副腎疲労があると
コルチゾールが分泌不良で
夜間の糖新生がない!
血糖値が維持できない!

すると、、
カテコラミン出るー!
寝てるのにアドレナリン!
睡眠中なのに身体緊張!
歯ぎしり、食いしばり、
寝違い、覚醒、疲れ取れない!

みたいな感じで、寝てるのに
しっかり寝てない、疲れ取れない、
そんな状態に身体はなるのです。

 

コルチゾールは日内変動といって、
明け方にもっとも分泌が高まるのですが、
副腎疲労のヘタレさんは
朝のコルチゾールのカスカスで、
朝方4時、5時に睡眠が浅くなります。
 

ご本人はすごく疲れていますから、
気絶してます(=睡眠ではない)

 

中途覚醒はしなくても、
寝違い、歯ぎしり、食いしばり、
寝汗、寝ても疲れが取れない、
などの症状を感じていることが
ほとんどです。

特に朝方目が覚めちゃうって
パターンはこれが多いですね。

 

ちなみに、、私の経験では
お酒の量がちょいとばかり多いと、
睡眠が浅くて、朝方目が覚めます。
アルコールの代謝が忙しくて、
肝臓くんが糖新生出来てない
証拠ですね(^^;)

 

今日のまとめ

  • 糖新生を促すのはコルチゾール
  • 副腎疲労でコルチゾール分泌が
    十分でないと夜間低血糖で
    睡眠の質が低下する。

 

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