栄養療法、生き方、心 「統合栄養学」への道

「統合栄養学」という言葉降りてきた日

先日、心理系の学びをする仲間と
ワイワイ話していたときのことです。

なぜ栄養学を専門とする私が、
心理学の勉強をしているのか?
そんな話をしていた時、突然
自分の中に「統合栄養学」という
言葉が降りてきました。

 

栄養療法を散々やって、
それでもなかなか結果が出ない。

結果が出せたとしても、
サプリメント漬けになってしまう。

サプリなしでは動けない身体なんて、
本当に健康と言えるのか??

サプリメントがお薬に変わっただけで
根本的な解決にはなっていないのではないか?

そんな人たちを
この数年多く見てきました。

 

何かしらの症状を薬で対処する、
これを汚れた川に例えれば、
河口付近で掃除をしている状態。

ふと川の上流を眺めると、
栄養状態の悪さが、
水を濁らせている。

サプリメントを使い、
食事療法をして栄養状態を
改善しようとする。

さらに上流から汚れた水が
どんどん流れてくる。
結局サプリも食事療法も対処療法。
その上流にあるものは・・。

 

多くの方が、栄養療法の効果を阻む、
心理的な要因を抱えていました。

心理的な要因、
例えば脳で感じるストレスは
胃腸の具合に影響します。
要は栄養の吸収が悪くなる。
そこに大きな一つの壁があります。

でもさらにその奥にもまだあるな。
つまり栄養があっても(存在しても)
使えない状態は確実にある。

 

生理学的、分子栄養学的に言えば
ミトコンドリアの機能不全なのですが、
デトックス、キレーションをやって
酸化ストレス対策やって、栄養盛っても、
それでもなかなかエネルギーの代謝が
良くならない。そんなケース。

そこに見えた一つの打開策が
「生き方」「心の在り方」でした。

 

こちらに書いた通り、
東洋医学で言う「気」は
「電子」だと思ってます。

「気」の問題、分子栄養学と東洋医学の接点 | ビタミンアカデミー
東洋医学と西洋医学の接点 ATP代謝図です。 あるご相談をきっかけに、 ミトコンドリアについて 今一度勉強中です。 分子栄養学の学びを深めると 東洋医学と西洋医学の接点が つまびらかになってきました。 東洋医学の「気」とは、 電子のことなんだろうなと。 漢方や東洋医学では、 身体を構成する要素を 「気(き)」「血(けつ)」 「水(すい)」の3つとして、 その各々が、滞っているか? 足りないか?とい

 

経験を重ねるにつれ、
潜在意識の在り方や、
それをベースにした生き方が
エネルギー代謝や、タンパク質の
動的平衡、ホルモンバランスに
大きな影響を与えていると
確信を持つようになりました。

エネルギー代謝、気の流れには
確実に「意識」「心の在り方」が
影響していると実感しています。

 

どう心の状態が
身体の栄養状態に影響するのか?
栄養療法だけでは達成できない
本当に”健康な代謝”とは何なのか?

「栄養学」と表現するのではなく、
心の在り方も含めた「統合栄養学」
それこそが私が考える理想の栄養学で、

私は「統合栄養学」の仕組みを説明し
世の中に理解を届ける人なのだ
仲間と話している最中に
そう感じた次第です。

 

 

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