「気」の問題、分子栄養学と東洋医学の接点

東洋医学と西洋医学の接点

ATP代謝図です。
あるご相談をきっかけに、
ミトコンドリアについて
今一度勉強中です。

分子栄養学の学びを深めると
東洋医学と西洋医学の接点が
つまびらかになってきました。

東洋医学の「気」とは、
電子のことなんだろうなと。

 

漢方や東洋医学では、
身体を構成する要素を
「気(き)」「血(けつ)」
「水(すい)」の3つとして、

その各々が、滞っているか?
足りないか?という判断を
見た目や脈などで判断するけど、

分子栄養学の血液を介した
解析手法だと、それはそのまま
データ上に現われます。

例えば、尿酸値や中性脂肪が
小さい場合などは、
電子のやり取りが不活性、
もしくは足りなくて、
ATPの枯渇が起きている
という良い例です。

 

酵素活性やタンパク質の不足問題も
食べるタンパク質不足よりも
ミトコンドリア機能による
ところが大きいです。

結局は電子の授受が
円滑に行われているかどうか
が重要なんだと思ってます。

(だって実際の症例では、
タンパク質不足の問題が、
食べるだけで解消するほうが
マレですから)

 

さて、ここで大きな問題があります、
その「気(=電子)」が
我々の意識によって
存在自体が変わるってことです。

「電子」というものは物質であるが、
同時に「波」という性質も持つのです。

有名な二重スリットの実験。
人間が意識した瞬間に波(状態)が
粒子(物質)になってしまう。

 

人間の「意識」が
「気(=電子)」の存在を決める?

「気」とは実態なのか?意識なのか?

例えば、「景気」とは
お金の流れの状態だけど、
それを作り出しているのは
私たちの「気」、つまり
「気持ち(気の持ち方)」

ほらね、実態はないけど、
意識が現実を作り出しているじゃないの。

 

たぶん、人間の身体の代謝でも
これと同じことが起こっていると
日々のカウンセリングで痛感してます。

抱えている問題は
健康上のことであっても、
根っこにあるのは、
その方の生き方や、考え方、
幼少期に培われた自己評価などなど、
目に見えない部分が大きいのです。

 

食事制限や摂取する栄養素を
調整することも重要なのだけど、

同時に「電子」の授受に
よってATPが産生されるのですから、

その人の「気持ち」を
良い状態へ持っていくことも
ミトコンドリア機能をあげて
タンパクの状態をよくするのに
つながるのです。

だからカウンセリングでは
生き方を含めてのアドバイスとなります。

本来のあなたらしい生き方を取り戻すこと、
それが「元気(=元の気)」な状態です。

 

 


 

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