コロナウィルス対策にはビタミンDが必須
世の中が新型ウィルス騒ぎで
いろいろと影響出始めてますね。
マスク手洗いも重要ですが、
栄養屋の私として、全国民に
ビタミンDを摂ってももらいたい。
免疫に、感染症予防に、
ビタミンDがどれだけ効果的か?なんて
ほかの先生たちがたくさん情報を
発信してくれてますので、
他所でご確認いただくとして、
ビタミンDのサプリメント以外の
摂取方法として「こんなのあるよ」
てことでVDクリームをご紹介します。
クリームタイプのビタミンDとは?
「ビタミンDをサプリで摂取しても、
なかなか結果が出ない人には
クリームタイプが良いですよ」と
平良先生に教えていただいたので
早速買ってみました。
Now Foods, ビタミンD-3クリーム、1,000IU、118ml(4fl oz)
小さじ四分の一、大豆2個分程度に
以下の脂溶性ビタミンを配合。
・ビタミンD 1,000IU
・ビタミンA 500IU
・ビタミンE 50IU
ビタミンD以外のビタミンAと
ビタミンEは保湿・抗炎症、
製品の劣化防止(抗酸化)が
主たる目的のようで、経皮吸収
を狙ったものではありません。
ビタミンDクリームの成分
一応成分チェック。
【全成分】
水
アロエベラ液汁
ステアリン酸グリセリル
トコフェロール(ビタミンE)ダイズ
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル
セテアリルグルコシド
アクアキシル(キシリチルグルコシド/無水キシリトール/キシリトール)
グリセリン
ステアリン酸(植物由来)
ヒマワリレシチン
ベンジルアルコール
シア脂
ホホバ種子油
メドウフォーム種子油
セテアリルアルコール
セチルアルコール
フェノキシエタノール
エチルヘキシルグリセリン
ソルビン酸K
サツマオレンジグレープフルーツ香料
ベジタブルスクワラン
ヒアルロン酸Na(ヒアルロン酸)
クエン酸
コレカルシフェロール(ビタミンD-3)
アスコルビルリン酸Na(ビタミンC)
パンテノール
パルミチン酸レチノール(ビタミンA)
キサンタンガム
乳化剤として使われているのは、
・ステアリン酸グリセリル、
・セテアリルアルコール、
・セテアリルグルコシド、
・ヒマワリレシチン
肌に優しい処方にするために
少量の界面活性剤をミックス。
安全な処方にするための工夫が
垣間見えますね。
香りも優しい天然系なので、
アレルギーが無ければ
世代関係なく男性にもいけます。
ビタミンDはクリームで経皮吸収できるのか問題
そもそもクリームタイプのVD3で、
ちゃんと吸収できるのか?
という点についてですが、
ちゃんとデザインされた
検証結果があります。
Topical Delivery of Vitamin D3: A Randomized Controlled Pilot Study
血中VD(25OHD)が低い女子学生24名
を使って、ビタミンD入りのクリームを
3か月使用するという人体実験。
クリーム使用前の平均 12.05 ng/ml
3か月後の平均 37.95 ng/ml
血中のVD濃度、ばっちり上昇してます。
使ったクリームも1日あたり5,000IUと
かなり量は使ってますが、3か月で
これだけ上がれば経口摂取と差なし。
もともとビタミンDは紫外線に当たって
皮下で合成されることを考えると、
クリームの経皮で吸収させるのは
理にかなっているように思います。
ビタミンDクリームの使用感
私が使ってみた感想ですが、
こっくりとした濃厚なクリーム。
印象としてニベアに近いかな。
肌にスッとなじんで入っていく
というよりも、保護膜的な
固めクリーム。
伸びが良いので、お風呂上りに
保湿剤としてお尻や腕、
足全体に塗布して軽くマッサージ。
そのまま就寝、翌日には馴染んで
しっとりお肌に。
刺激は特になく、保湿剤としても
使えます。
高齢者・子供のビタミンDケアにクリームタイプ
脂溶性のビタミンは、サプリメントで
摂ったとしても、胆汁酸やリパーゼなど
脂質の消化が苦手な人にとっては
吸収が悪いのです。
特に運動量が少ない高齢者はお腹の
蠕動運動もいまいちなので尚更です。
あとサプリメントを飲むのが
ちょっと苦痛なお子様など。
クリームでマッサージすれば、
オキシトシン効果も狙えるし、
スキンシップのきっかけになれば
それだけでも癒されて、
免疫が強化されそうです。
結論
ビタミンDクリーム
・高齢者
・サプリ苦手な子供
・乾燥肌の人
によいと思います。
Now Foods, ビタミンD-3クリーム、1,000IU、118ml(4fl oz)